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「Xi」対応のコンパクトなモバイルWi-Fiルーター――「L-04D」
ドコモの「L-04D」はXiに対応したLGエレクトロニクス製のモバイルWi-Fiルーター。内蔵バッテリーにより、LTEなら約4時間、3Gでは約5時間の連続通信が行える。ボディは軽量コンパクトで、カラーバリエーションはRedとWhiteの2色を用意。
NTTドコモは5月16日、LGエレクトロニクス製の「Xi」対応モバイルWi-Fiルーター「L-04D」を発表した。6月に発売する。
Xiの一部対応エリアでは下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsの高速通信が可能で、それ以外のXiエリアでも下り37.5Mbps/上り12.5Mbpsの通信を利用できる。非Xiエリアでも下り最大14Mbps/上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応。XiとFOMAの切り替えは、端末が自動で行う。さらに、国際ローミングサービス「WORLDWING」もサポートした。なお、海外では3G通信のみ利用できる(LTEは非対応)。
ボディは62(幅)×90(高さ)×12.6(厚さ)とコンパクトで、重さも89グラムと軽量なのが特徴。ボディカラーはWhiteとRedの2色を用意している。内蔵バッテリーにより、Xi(LTE)なら約4時間、またFOMA(3G)なら約5時間の連続通信が行える。待受時間はFOMAで約320時間、Xiは約320時間となっている。
無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)で接続可能なWi-Fi機器は最大10台まで。本体には電池残量や電波環境、接続されたWi-Fi機器の台数がひと目で確認できるディスプレイを備えた。このディスプレイには、1カ月間のデータ通信量を表示させることもできる。
機種名 | L-04D |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約62×90×12.6ミリ |
重さ | 約89グラム |
連続通信時間 | 3G:約5時間、LTE:約4時間 |
連続待受時間 | 3G:約320時間、LTE:約160時間 |
サブディスプレイ | あり |
対応通信方式 | Xi、FOMAハイスピード(FOMAエリア対応) |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n |
外部メモリ | ― |
海外対応 | WORLDWING(3G) |
最大接続台数 | 10台 |
発売日 | 6月予定 |
関連キーワード
Xi(クロッシィ) | LTE(Long Term Evolution) | モバイルルータ | Wi-Fi | 無線LANルータ | FOMA | L-04D | LGエレクトロニクス | FOMAハイスピード | データ通信 | PCデータ通信端末 | 無線LAN
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