タブレットとペンの設定:ペンのオプション:富士通 FMV-STYLISTIC TB80編タブレットPCには、専用のOSであるWindows XP Tablet PC Editionが付属する。従来のWindows XPとどう違うのか、詳細にチェックしていこう。富士通「FMV-STYLISTIC TB80」など、スタイラスペンに付加機能がある場合に追加される「ペンのオプション」コントロールパネルを紹介しよう。もっともベーシックなスタイラスペンは、ボタンをひとつだけ装備するタイプだ。しかし複数のボタンを装備するペンや、上部にもボタンを装備するペンもあり、これらは製品に標準で付属したりオプションで用意されている。標準の「タブレットとペンの設定」コントロールパネルでは、ひとつのボタンと上部ボタンの使用設定しかできないため、このような多機能スタイラスペンには、コントロールパネルに「ペンのオプション」が追加されている。 複数のボタンを装備していたり、上部にもボタンを装備するスタイラスペンを採用するタブレットPCでは、「ペンのオプション」というコントロールパネルが追加される(クリックすると拡大します) 「ペンのオプション」コントロールパネルは「ペン」と「情報」の2つのタブが用意される。ボタンの設定は「ペン」のタブで行う。富士通「FMV-STYLISTIC TB80」の場合、上部ボタンは装備しないがペンボタンを2つ装備する。設定画面のスタイラスペンのイラストも、FMV-STYLISTICが標準装備するペンのものだ。画面には「ペン先」「ペンボタン1」「ペンボタン2」の3つの項目があるが、一番上にスペースがある。上部にもボタンを装備するペンの場合は、このスペースに上部ボタンの設定項目が表示されると考えられる。 ペン先とペンボタン1の機能の項目は、変更できないようになっている。この項目は、標準の「タブレットとペンの設定」コントロールパネルでも変更できない。基本的な部分なので変更してくれるな、ということであろう。「ペン先」の項目では、クリック感の調節を行うことができる。設定用のスライダを左に調節することで柔らかく、右に調節することで硬いクリック感になる。クリック感の調節だけでなく、筆圧を感知できるアプリケーションにも適用される設定だ。 複数のボタンを装備していたり、上部にもボタンを装備するスタイラスペンを採用するタブレットPCには、「ペンのオプション」コントロールパネルが追加される。画面は富士通「FMV-STYLISTIC TB80」のもの 「ペンボタン2」の機能は、プルダウンメニューから「無効」「左クリック」「左ダブルクリック」「左ドラッグ」「右クリック」「消しゴム」を設定できる。ペンだけでは操作しづらい機能を設定しておくといいだろう。「情報」タブでは、スタイラスペンのドライバ情報を参照できる。 「ペンボタン2」には、プルダウンメニューから機能を設定できる。右クリックやドラッグなど、ペンだけの操作がしづらい機能を設定しておくといいだろう 「情報」タブでは、スタイラスペンのドライバ情報を参照できる。オプションのスタイラスペンが登場する可能性もあるが、ドライバとセットで提供されると思われる。新情報があれば、またここで紹介していく予定だ [吉澤亨史, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. FeaturesPICK UP
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