マイクロソフト、タブレットPCへの取り組みを強化

マイクロソフトは、タブレットPCへの取り組みを強化し、幅広い認知と新しいユーザー層の獲得に向けたキャンペーンや講座の開設を行うと発表した。

 マイクロソフトは3月18日、タブレットPCへの取り組みを強化するという発表を行った。同社はタブレットPCの幅広い認知および新たなユーザー層の獲得に向けて、キャンペーンや講座を開設する。また、ペーパーレスシステムや業務プロセスの改善などを目的とした早期導入を実施している企業や自治体を紹介し、コダック株式会社によるタブレットPCの手書きを利用した日本初の端末の発売を発表した。

 キャンペーンや講座は以下の通りとなっている。

シニアユーザー向けタブレットPC体験講座

 キーボードやマウスに不慣れな中高年(シニア)ユーザー層を対象に、手書き入力のできるPCの体験機会を提供することを目的に、エヌエイチケイ文化センターおよびソーテックと共同で、タブレットPC特別体験講座をNHK文化センター横浜教室にて無償で開講。

Try&Getキャンペーン

 2003年2月18日(火)〜6月30日(月)まで、日本ヒューレット・パッカードと共同で開催中のインターネットカフェ「hp tablet pc cafe 」において、2003年3月17日(月)〜4月13日(日)まで、「Try & Getキャンペーン」を実施。タブレットPCインストラクターを増強するとともに週2回のタッチ&トライセミナーを開催する。また、キャンペーン期間中にhp tablet pc cafe においてアンケートに回答した来場者の中から抽選で毎週1名にCompaq Tablet PCを提供。

▼ Try&Getキャンペーン

DESK@タブレットPCトライアルキャンペーン

 2002年7月4日(木)に、ブロードバンドオフィスの取り組みに向けて提携をしたコクヨとさらに取り組みを拡大し、タブレットPCを利用したワークスタイルをコクヨの展開するビジネスレンタルスペース「DESK@(デスカト)」東京店において導入する。

▼ コクヨ

 また、業務改善などを目的としたタブレットPC早期導入を発表するのは、以下の4社および1自治体。

株式会社大塚商会

 大塚商会は、会議における印刷物の利用を無くすことを目的として、2003年2月の新社屋への移転にあたり、タブレットPCを導入、4月より役員会議および社内会議などで使用開始する。

▼ 大塚商会

コダック株式会社

 コダックは、タブレットPCを組み込んだ新たなプリントシステム「写プリッコ」を2003年4月15日(火)よりDPEショップやカラオケボックスやショッピングセンターなどの商用施設向けに発売する。

▼ コダック

埼玉県庁

 埼玉県は、電子県庁の実現を目指した積極的なIT化を推進しており、県職員の業務生産性向上および電子住民サービスへの将来的な検討を目的として、2002年12月よりタブレットPCを導入した。無線LAN環境でタブレットPCを利用することにより、県庁における業務の効率化を図り、またタブレットPCの「デジタルインク」による手書きサインによる認証セキュリティシステムを試験導入している。さらに、今後タブレットPCを利用した県民サービスの提供を検討している。

▼ 埼玉県ホームページ

東京大学五十嵐研究室

 東京大学大学院情報理工学系研究科では、コンピュータのユーザーインターフェイスの基礎から応用まで学ぶ「メディア情報学」のカリキュラムにおいて2002年12月よりタブレットPCを採用し、手書き入力を活かしたタブレットPCのアプリケーション開発に取り組んでいる。また、従来の黒板による講義から、タブレットPCに書いた手書き文字をプロジェクターで出力する講義を実施している。今後、さらにタブレットPCを活用した講義を展開していく予定。

▼ 東京大学 五十嵐研究室

日本事務器株式会社

 日本事務器は、デスクを離れて業務を行う機会の多い役員の意思決定のスピードを大幅に向上させる目的で、モバイル性に優れた「電子ペーパー」としてタブレットPCを導入した。これにより役員は、無線LANやVPN経由で、いつでも社内リソースにアクセスすることができるようになり、タブレットPCの手書き機能を活用して電子メールのタイムリーな返信や、業務レポートのオンライン校閲などが実現した。また社内会議はタブレットPCを使用した電子会議となり、紙の削減や会議中でも迅速なアクションが取れることを目指している。タブレットPCの採用により、日本事務器は従来と比較して意思決定のスピードを2倍に改善することを狙う。さらに、高度なセキュリティレベルを実現するための手書きログインシステムや、社内ワークフローシステムも同時にスタートしている。

▼ NJC日本事務器

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