モバイルネットの利用時間、増加傾向に:テレビ、ゲームよりモバイルネット?
ネットエイジアが、モバイルとPCのネット利用に関する調査結果を発表。テレビゲームをする時間やテレビを視聴する時間は減少しており、モバイルネットの利用時間が増加傾向にある。
ネットエイジアは6月5日、「モバイルとパソコンのネット利用に関する調査」の結果を発表した。調査は4月10日から同15日まで、10代から30代の男女を対象に実施したもので、有効回答数は1272人。
この1年間で、モバイルでネットをする時間、PCでネットをする時間、テレビの視聴時間、雑誌を読む時間、テレビゲームをする時間について、それぞれに費やす時間の増減がどうなったかを聞いたところ、テレビゲームをする時間は「増えた」が11.3%なのに対し、「減った」は38.1%となり、「減った」が26.8ポイント上回った。テレビを見る時間も「増えた」が16.5%、「減った」は37.1%となり、「減った」が「増えた」を上回った。他方で、モバイルでネットをする時間は「増えた」が46.1%で、「減った」は7.3%となり、「増えた」が「減った」を38.8ポイント上回った。
平日にプライベートでモバイルやPCのネットをしている時間を自由回答形式で聞くと、1日30分以上ネットをしている回答者は、モバイルでは58.8%、PCでは62.8%となり、1日30分以上ネットをしている割合はモバイルとPCのどちらも6割程度になることが分かった。ネットの利用時間の平均はモバイルでは60.1分、PCが59.8分だった。
モバイルのネットでよく利用するサイトのジャンルを複数回答形式で聞くと、「ニュース・天気予報」が最多で67.5%、続いて「着メロ・着うた・着うたフル」が57.9%、「検索サイト」(Google・Yahoo!など)が48.0%となった。他方でPCのネットでよく利用するジャンルは、1位が「検索サイト」(Google・Yahoo!など)で63.4%となり、以下「ニュース・天気予報」が52.2%、「ネットショッピング・オークション」が35.3%と続いた。
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