クエリーアイの分析ツール「QuerySeeker Analyze」がdメニューとauスマートパスに対応
スマートフォン向けアプリのマーケティング分析ツール「QuerySeeker Analyze」が、ドコモのdメニューとauスマートパスに対応。新機能として「ベンダーランキング」の提供も開始した。
クエリーアイは9月20日、スマートフォン向けアプリのマーケティング分析システム「QuerySeeker Analyze」にdメニューとauスマートパスの分析機能を追加。さらに新機能として「ベンダーランキング」の提供も開始した。
QuerySeeker Analyzeは、App Store/Google Play/Windows Storeのアプリのランキングの推移と、Twitterによる口コミやブログ、ニュースサイトの情報などを収集してデータベース化しているサービス。アプリのリリース後、順位がどのように変遷したか、順位の変動にTwitterやブログやニュースサイトがどう影響したか、といった分析ができる。過去から最短15分前まで市場状況の分析が可能なほか、ランキングの最下位(App Storeは300位)に至るまで追跡。アプリの企画や事業戦略、販売促進のためのマーケティング・データや分析ツールとしても活用できる。
今回の機能強化により、ドコモのdメニューおよびKDDIのauスマートパス内での順位の変動など、各種情報の取り扱いが可能になっている。2012年5月以降のデータを蓄積しており、料金は価格は初期費用が15万5400円、月額費用が15万5400円。
また、アプリのランキングデータから各ベンダーのランキングを独自に集計する新機能「ベンダーランキング」を追加。これはApp StoreやGoogle Playが公表している各種ランキングの上位300位までを対象に、1位のアプリに300点、2位のアプリに299点、300位のアプリには1点と、順位に応じた点数付けを1日1回実施。ベンダー毎に集計してランキング形式にしたもの。
ランキングは各プラットフォームにおいて日別/月別での閲覧・分析も可能で、追加費用は発生しない。QuerySeeker Analyzeは、9月20から23日まで幕張メッセで開催している「東京ゲームショウ 2012」のクエリーアイブース(ブース番号5-N9)で展示を行っている。
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