最新記事一覧
CFD販売は、リード最大4400MB/sの高速伝送をサポートしたM.2 NVMe SSD「SFT4000G」シリーズを発表した。
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米ジョージア工科大学と中国天津大学の研究チームは、グラフェンを用いた機能性半導体の作成に成功したと発表した。SiCの結晶面で成長する単層のグラフェン(エピタキシャルグラフェン)を用いたものだ。
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新エネルギー・産業技術総合開発機構は、2次元の原子シートを転写する機能性テープを開発した。フレキシブル基板をはじめ、プラスチックやポリマーのようなさまざまな素材や形状のモノに対応する。
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神戸大学 数理データサイエンスセンター教授の木村建次郎氏に行ったインタビュー記事で紹介しきれなかった内容を取り上げています。不良品のリチウムイオン電池の危険性やリチウムイオン電池が搭載されるモノで今後安全性が心配される製品について触れています。
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と九州大学および日東電工は、グラフェンなどの2次元材料を効率よく簡単に転写できる機能性テープ「UVテープ」を共同で開発した。開発した技術は半導体や絶縁体などの2次元材料にも適用できるという。
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産業技術総合研究所(産総研)と大阪大学、東京工芸大学、九州大学および、台湾国立清華大学の研究グループは、グラフェンの層間にアルカリ金属を高い密度で挿入する技術を開発した。電極材料としてアルカリ金属を2層に挿入したグラフェンを積層して用いれば、アルカリイオン二次電池の大容量化が可能になるという。
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NTTとフランスのCEA Saclay、NIMS、KAISTは、グラフェンのp-n接合と、ローレンツ波形の電圧パルスによって生成される単一電子源のレビトンを用いることで、電子の飛行量子ビット動作を世界で初めて実証したと発表した。
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東北大学は、リチウム空気電池の充放電回数を向上させる、カーボン正極の構造を考案した。従来のカーボン素材との比較では、容量、サイクル寿命の両方で上回っていることが確認された。
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東京理科大学と物質・材料研究機構は、ナトリウムイオン電池やカリウムイオン電池用の新たな負極材料である「ZnO鋳型ハードカーボン」を合成することに成功した。
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筑波大学は、安価で入手しやすい材料を用いながら、高い電池性能を発揮する全固体マグネシウム空気一次電池を開発した。多孔質グラフェンとマグネシウムを電極に用い、さらに電解液を固体化することで実現した。
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アンリツは2023年10月17〜20日に開催される「CEATEC 2023」(幕張メッセ)に出展し、「『はかる』が創る持続可能な未来」をテーマに掲げ、身近な生活や社会課題解決に役立つ製品やソリューションを5つのエリアに分けて紹介する。
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東京都立大学らの研究チームは、窒化ホウ素(BN)ナノチューブの外壁や内壁をテンプレート(基板)に用い、さまざまな組成の「TMD(遷移金属ダイカルコゲナイド)単層ナノチューブ」を合成することに成功し、その構造的な特徴も解明した。効率が高い太陽電池などに向けた材料設計の指針になるとみられる。
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スペインの研究機関「ICFO」に所属する研究者らは、ほぼ透明なイメージセンサーを提案した研究報告を発表した。
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産業技術総合研究所(産総研)は、誘電層に用いるチタン酸バリウム(BTO)の立方体単結晶(ナノキューブ)単層膜と、電極層として用いる多層グラフェン膜を、交互に積層するプロセス技術を開発した。積層セラミックコンデンサー(MLCC)内部の誘電層と電極層を大幅に薄層化できるという。
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東北大学は、スパコンを用いた第一原理計算により、安定な平面構造のケイ素系ディラック物質(BeSi2)を理論設計することに初めて成功した。
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理化学研究所(理研)は、水中で白金ナノ粒子(PtNP)と炭素ナノマテリアル(CNM)を直接複合化した3種類の「水電解水素発生触媒」を開発した。これらを用いることで、水素の発生効率と同時にコスト効率も高めることができるという。
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理化学研究所(理研)の研究グループは、2次元トポロジカル絶縁体を用いたジョセフソン接合デバイスの作製に成功し、基本動作を確認した。今回の成果は、マヨラナ粒子の探索やマヨラナ粒子を用いた量子ビットへの応用に貢献できるとみている。
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東北大学の研究チームは、微小なグラファイト電極を用い、二層グラフェン量子ドットにおける高周波反射測定を実現した。グラフェン量子ドット電荷計を垂直配置することで、高速/高精度な量子ビット読み出しが可能になるという。
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早稲田大学らの研究グループは、SiC(炭化ケイ素)ウエハー表面を原子レベルで平たん化する技術に応用できる「ステップアンバンチング現象」を発見した。プロセスは比較的シンプルで、加工によるダメージ層もないという。
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東京大学は、3種類の重い元素で構成される物質「La2IOs2」を合成し、これが12K(−261.15℃)以下の温度で、電気抵抗がゼロとなる超伝導状態になることを発見した。
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東北大学の研究グループは、フェムト秒レーザーを用い、グラフェン膜を100nm以下というナノ精度で加工することに成功した。レーザー照射の条件を調整すれば、数ナノメートルの細孔および原子レベルの欠陥形成などに応用できるとする。
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東京大学の研究グループは、多数のベンゼン環が直線状に連結した「ポリアセン」を合成することに成功した。太陽電池やナノデバイスなどへの応用を目指す。
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京都大学や東京大学らの研究グループは、約1nmという厚みと幅で、長さが1μmを超える半導体の「ナノ量子細線」を作製したと発表した。この量子細線パターンは、原子スケールでチューリング機構が起こり、自発的に形成された可能性が高いという。
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前回に続き、「におい」を定量的に評価する手法を取り上げる。今回は「成分濃度表示法(機器分析法)」を紹介する。
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名古屋大学は、酸化物やグラフェンといった二次元物質(ナノシート)を用い、薄膜を高速に作製する方法を開発した。この技術を用いると、1滴の溶液と1分程度の時間で、さまざまな形状、サイズの基材上にナノシート膜の製膜が可能だという。
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京都工芸繊維大学と大阪大学、金沢大学の研究グループは、日本触媒や産業技術総合研究所(産総研)の協力を得て、複数のガス種を1種類の材料で検出できる「ハイブリッドガスセンサー」を開発した。
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前編に続き、バイオセンサの信号検出原理を解説する。具体的には、電気化学インピーダンス測定、イオン感応型FET、グラフェンFET、表面増強ラマン散乱などを取り上げる。
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前回に続き、第2項(2.3.2)「メディカル」の最後の項目、「バイオセンサ」を取り上げる。バイオセンサの主な信号検出原理を説明する。
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産業技術総合研究所は、金属ナトリウム(Na)を添加することで、グラファイト層間化合物(GIC)を高速かつ簡便に大量合成できる新手法を開発した。リチウムイオン電池材料などに用いられる、GICの大量生産につながる可能性がある。
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九州大学と大阪大学および、産業技術総合研究所(産総研)の研究グループは、化学気相成長(CVD)法を用い、大面積で均一な多層の「六方晶窒化ホウ素(hBN)」を合成。これを用いるこで、大規模なグラフェンデバイスの特性を大きく向上させたという。
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産業技術総合研究所(産総研)は、金属ナトリウム(Na)を添加することで、グラファイト層間化合物(GIC)を高速かつ簡便に合成できる方法を開発した。リチウムイオン電池材料などに用いられるGICの大量生産が可能となる。
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北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)とデンマーク工科大学は、単層グラフェン膜を用いたNEMS(ナノ電子機械システム)スイッチを開発した。0.5V未満という極めて低いスイッチング電圧で、オンオフ切り替えを5万回繰り返しても安定動作することを確認した。
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東北大学は、グラフェン量子ドットデバイスの集積化合成技術を開発した。同一基板内に複数のデバイスを形成し、その半数以上でクーロンダイヤモンドを観測するなど、大規模集積化の可能性を実証した。
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筑波大学と九州大学、鶴岡工業高等専門学校の研究チームは、水素燃料電池(固体高分子型燃料電池)に向けた「籠状窒素ドープグラフェン触媒」を開発した。メタルフリー触媒として世界最高レベルの正極触媒活性を持ち、白金系触媒よりも高い耐久性を示すという。
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他のiPhone 14ファミリーから遅れること2週間、まもなく「iPhone 14 Plus」が発売される。iPhone 12ファミリーから登場した「mini」ではなく、大画面の「Plus」が登場したのはなぜなのだろうか。実機を使いつつ考察してみた。
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日本電信電話(NTT)はNIMS(物質・材料研究機構)と共同で、炭素原子だけで構成されるシート状物質のグラフェンを用いた光検出器で世界最速のゼロバイアス動作を実現するとともに、グラフェンにおける光-電気変換プロセスを解明したと発表した。
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神戸大学と東北大学の研究グループは、鉄パラジウム(FePd)にグラフェン(Gr)を積層した異種結晶界面(FePd/Gr)の状態を第一原理計算で予測し、その電子と磁気の状態を解析した。
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グラフェンセンサーは、グラフェンの商用化に向けた最前線の取り組みとして位置付けられてきた。現在市場に投入されているグラフェンセンサーの数は、他のグラフェンデバイスを大きく上回っている。グラフェンセンサーの中でも、最も市場シェアが大きいのが、バイオセンサーだ。米Cardeaは、生体信号処理装置(BPU:Biosignal Processing Unit)を利用してがんを検出することが可能な、グラフェンバイオセンサーを開発した実績を持つメーカーである。
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電気自動車(EV)は長年にわたり、消費者にとってかなり高額な製品だったが、今や手の届く価格になりつつある。それでも、EV用バッテリーにはまだ多くの改善すべき点があり、充電時間や走行距離などの課題が残されている。自動車メーカーは現在、EV用バッテリーの能力を最大限に引き出すべく、ナノ材料を使用する方向へと進んでいるところだ。
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広島大学は、放射光を活用した角度分解光電子分光実験により、クロム酸化物「Cr2O3」とグラフェンの接合界面にスピン偏極した電子状態が存在することを確認した。反強磁性体磁気メモリとスピントランジスタを直結した新しいデバイスの開発が期待される。
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グラフェンは、さまざまなハイテク用途向けとしての利用が推奨されてきたが、今のところ参入を果たすことができた分野は、ほんの数種類に限られている。その中の1つが、太陽電池市場だ。
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グラフェンをバッテリーやその他のエネルギー貯蔵デバイス(スーパーキャパシターなど)に応用する学術的な研究開発は何年にもわたって行われてきたが、現在では、さまざまな最終用途をターゲットにした商業製品が市場に出回っている。これは、ここ数年の間に顕在化したものだ。市場の立ち上がりは遅かったかもしれないが、続々と製品が市場に投入され、この傾向は2022年前半まで続いている。
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慶應義塾大学は、超微小な多層グラフェン光源チップと、これを用いた新しい原理の赤外分析技術を開発した。従来法や理論限界を超える、1μmという高い空間分解能を実証した。
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東京工業大学は東京大学と共同で、SiC結晶基板の表面上に作製した単一原子層グラフェンの下に、Ca原子が入り込むことによって超伝導が発現することを発見、そのメカニズムも解明した。
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お茶の水女子大学と東京工科大学、ヤフー、東京大学による研究チームは、レーザー加工機で木材にレーザーを照射し、一部を炭にすることで木材表面に直接電子回路を作成する手法を開発した。
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韓国のKAISTの研究チームは、自然の落ち葉を蓄電デバイスに変える手法を開発した。レーザーを葉っぱに照射する方法で蓄電デバイスを作成する。
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東北大学らの研究グループが、安価で高性能な燃料電池・空気電池用の非白金触媒の開発に成功したと発表。燃料電池などの低コスト化と高性能化への大きな貢献が期待される成果だという。
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ZTE傘下のNubia Technologyは、10月28日からゲーミングスマホ「REDMAGIC 6S PRO」の先行予約を開始する。価格は12GB+128GBモデルが7万9900円(税込み、以下同)、16GB+256GBモデルが9万9900円。
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ZTE傘下のNubia Technologyは、10月末頃にゲーミングスマホ「REDMAGIC 6S PRO」の国内販売を開始。透明な背面カバーにはマッピング可能なタッチパッドエリアを搭載し、450Hzのタッチサンプリングレートに対応する。
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今回は、2次元材料の特長と、集積回路の実現に向けた課題について紹介する。
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