最新記事一覧
西松建設とコンクリートコーリングは、特殊鋼板を加工した「板ジャッキ」を用いて短時間で合成桁床版を撤去する方法を開発した。床版の撤去にかかる時間を短縮できる。
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東京建物、野村不動産、中央住宅、ファーストコーポレーションの4社は、千葉市中央区のタワーマンション「Brillia Tower 千葉」の第1期販売登録受付を開始する。
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大成建設は3Dプリンタを自社開発し、独自のセメント系材料をマテリアルに橋を試作するなど、建設分野でのデジタルファブリケーションの可能性を模索している。だが、3Dプリンタを用いた構造物の実現には、高度な構造解析と意匠性の両立がハードルとなっている。
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竹中工務店と日本製鉄は共同で、鉄骨小梁の耐火被覆を最大100%削減する床システムの耐火設計技術を確立し、2件のプロジェクトに適用した。床システムを構成する鉄骨小梁の耐火被覆を合理化した耐火建築物として国土交通大臣の認定を取得、建築工事における社会課題の解決にも寄与する。
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NECネクサソリューションズは、エスイーやサトーとともに、RFIDを用いて、地滑りの防止や地盤補強で役立つ「グラウンドアンカー」を個品単位で管理するシステムを構築した。なお、グラウンドアンカーの施工をエスイーが、情報管理を行うプラットフォーム構築をNECネクサソリューションズが、特殊RFIDタグの開発・製造をサトーがそれぞれ担当する。
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大林組は、コンクリート橋の拡幅工事で、PC鋼材やコンクリートの数量低減により拡幅部分の重量を従来の60%に抑えられる工法「PCワイダー」を開発した。今後は、PCワイダーを、高速道路のインターチェンジやジャンクションの増築、車線数を増設する橋梁(きょうりょう)拡幅工事に適用することで、環境負荷を軽減し、交通への影響を最小限に抑えるとともに、施工コストの低減を図る。
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PRS工法研究会は、ポーラスレジンサンド(Porous Resin Sand、PRS)を用いた目地充填工法について、2022年5月16日付で、日本建築総合試験所の建設材料技術性能証明(第22-01号)を取得した。新工法は、RC・SRC造建物のコンクリート躯体を対象として目地充填工法で、2016年に開発され、適用実績は15件(2022年7月現在)。性能証明を取得するにあたり、目地充填材であるPRSの性能(コンクリートとの接着性、目地露出面の陥没抵抗性、ひび割れ分散性)について検証し、新工法を採用することで、コンクリートと充填材の接着界面に亀裂は生じず、仕上げ面の亀裂、しわ、くぼみを発生させないことを証明した。その後、性能について第三者評価機関の審査を受け、建設材料技術性能証明を取得した。
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東急不動産は、東京都渋谷区で開発を進めていたオフィスビル「COERU SHIBUYA」が2022年6月30日に完成したことを公表した。COERU SHIBUYAは、木・鉄骨のハイブリッド耐震システム「木鋼組子」を国内で初めて採用した建物となる。
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テクノスは、誠和ダイアと共同で、橋梁床版切断工法「切り方じょうず」を開発した。同工法は、従来の通行止め後に施工する工法とは異なり、道路を供用しながら主桁から床版を切り離すため、床版取替期間と工事通行止め期間を短縮する。
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清水建設は、2021年6月に土木学会の技術評価を取得した「タフネスコート工法」の新バージョンとして、施工後に下地コンクリートの状態を確かめられる「タフネスコート工法クリア」を開発した。同社は今後、タフネスコートシリーズの現場適用に注力し、コンクリート構造物の維持管理を効率化していく。
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部品の固定(締結)のために使用する“ボルトの設計”をテーマに、設計者向けCAE環境を用いて、必要とされる適切なボルトの呼び径と本数を決める方法を解説する。これまでの連載で「締め付けトルクと軸力の関係」や「いろいろな金属の摩擦係数」が明らかとなったので、連載第6回ではボルトの締め付けトルクを決める。
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安藤ハザマは、既設のビルや工場の耐震改修に対応するコストを抑えたブレース工法を提案しており、既に大型の物流施設などで導入実績を重ねている。
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NEDOと信州大学はPVCゲルアクチュエーターを搭載した腰サポートウェアを共同開発した。重量が2kg程度と軽量で電力消費が少ない。研究開発を進め2021年までの製品化を目指す。
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スズキはブレーキ部品に不具合があるとして、軽自動車「パレット」など計3車種51万7316台をリコール。
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3Dプリンタで構造物の製造に取り組んでいる大林組は、国内で最大規模となる7メートル幅の大型ベンチ製作に乗り出した。プリントするにあたり、鉄筋コンクリート構造のように、専用の特殊モルタルと繊維補強コンクリートを組み合わせた複合構造とすることで、構造物に掛かる引張力を負担させ、構造上の課題を解決した。
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日本モレックスは、平衡伝送機能付き「2.4/5GHz Wi-Fi PCBアンテナ」を発表した。両側面2カ所に取り付け穴を装備し、プリント配線板(PCB)ににナットネジで固定することでデバイス筺体へ確実に設置できる。
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無償で使えて、要素数や利用期間に制約もない「Adventure_On_Windows」で構造解析をしてみよう! 今回は、「インストール編」。
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歪ゲージを使った歪測定は、一見すると単純な作業に感じられる。しかし、実際には、電気や物理、材料といったさまざまな分野の知識を必要とする極めて複雑なものである。本稿では、歪ゲージによる測定を行う際に考慮すべきポイントについて解説し、より正しい測定結果を得るためのノウハウを提供する。
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