さて、バーゼルワールドの会場は大きく6つの展示ホールに分かれており、その総展示スペースは膨大な広さだ。筆者は3日間に渡り会場を取材したが、それでもすべての展示スペースを見て回ることはできなかった。
ここではその一部、スイスの高級時計メーカーのブースが集結する、バーゼルワールドのメイン会場ともいえる「ホール1」のほんの一端を紹介してみたいと思う。
写真を見ていただければお分かりのとおり、日本でいうところの「展示会」や「見本市」のイメージとはまったく違う。各メーカーのブースは、「ブース」と呼ぶには規模が大き過ぎて、むしろ「店舗」と表現した方が正確かもしれない。
おまけに会場全体が2階建て(中2階を含むと3階建て)になっており、展示会場というよりはむしろショッピングモールのイメージに近いかもしれない。
各ブースとも新モデルや限定モデルをずらりと並べられているが、中にはファンやマニア向けに特別に「お宝」を展示しているメーカーもある。例えばパテック フィリップは自社製造のムーブメントをずらりと展示しており、熱心なファンがウィンドウに被り付いて見入っていた。
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ブルックスブラザーズの腕時計は、SIIの自動巻きムーブを搭載Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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