トヨタ自動車は7月31日、北米仕様の新型「レクサス LS」のワールドプレミアをサンフランシスコで行った。今回のマイナーチェンジのキーワードは「熟成の極み」と「革新の融合」だ。日本向けの新型LSは2012年10月に発売する。
次世代レクサスの方向性を示すべく、モダンさと威厳を兼ね備えたデザインとエモーショナルな走行性能、先進的な安全技術を採用した新型LSは、プレミアムセダンとして同ブランドのフラッグシップとなる。
フェイスデザインには、レクサスブランドの象徴となった「スピンドルグリル」を採用する。走りの面では、スポーティさを追求した「LS460 F SPORT」を新設定。ローダウンエアサスペンションやアクティブスタビライザーなどF SPORT専用装備を搭載する。
また、ミリ波レーダーとステレオカメラ、近赤外線投光器により、夜間でも歩行者の検知と衝突回避を実現するプリクラッシュセーフティシステムや、カメラによって検知した先行車や対向車が存在する部分だけを遮光して、ほかの部分をハイビームで照らす「AHS:アダプティブ ハイビーム システム」を採用した。
LS460(北米仕様)は4.6リッターV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力は288キロワット(386馬力)/6400rpm、最大トルクは498ニュートンメートル/4100rpm。ボディサイズは5090×1875×1465ミリ(全長×全幅×全高)でホイールベースは2970ミリ。
また、LS600hL(北米仕様)は、5リッターV型8気筒エンジンを搭載するハイブリッドカーで、エンジンの最高出力は290キロワット(389馬力)/6400rpm、最大トルクは521ニュートンメートル/4000rpm、モーターの最高出力は165キロワット(221馬力)、最大トルクは300ニュートンメートル。ボディサイズは5210×1875×1480ミリ、ホイールベースは3090ミリ。
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