2015年7月27日以前の記事
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「大友克洋GENGA展」が始まる――『AKIRA』の全原稿に「金田のバイク」も

漫画家・大友克洋さんのデビューから最新のカラー原画まで、39年の歴史を一堂に展示。入場料の一部やチャリティオークションの収益を東日本大震災の復興支援として寄付するという。

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大友克洋GENGA展
大友克洋GENGA展

 近未来の東京を描いたSF『AKIRA』などの代表作を持つ漫画家、大友克洋さん。日本の漫画史に「大友以前、大友以降」というエポックをもたらし、多くのフォロワーを生み出した巨匠の1人だ。

 4月9日から、同氏の原画、約3000枚を展示する「大友克洋GENGA展」が東京・千代田区の3331 Arts Chiyodaで始まった。会期は5月30日まで、完全予約制(大人1500円、学生800円、中学生500円)。

 会場には、AKIRAの全巻全原稿約2300枚のほか、『童夢』『気分はもう戦争』『さよならにっぽん』など、デビュー当時から最新のカラー原画までを網羅的に展示する。また、原画だけでなく、AKIRAに登場した赤いバイク、いわゆる「金田のバイク」も登場。こちらはまたがって記念撮影が可能だ。

 宮城県出身の大友さん、漫画家にできる被災地支援の1つとして本イベントを企画したという。入場料1500円のうちの500円やチャリティオークションの収益などを東日本大震災の復興支援として寄付する。

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