カーネル・サンダースも納得? JALの機内食「AIR ケンタッキーフライドチキン」(2/2 ページ)
JALが異業種とのコラボで展開している機内食「AIRシリーズ」。12月1日からスタートする第7弾は「AIR ケンタッキーフライドチキン」だ。
オリジナルのパンで「手作り」の楽しさを演出
AIR ケンタッキーフライドチキンには平べったいフラットブレッドが入っている。これは、チキンやレタス、特製マヨネーズを挟んで、乗客みずからが「チキンフィレサンド」を作って楽しむという演出が狙いだ。
メニューに付属する小冊子「AIR ケンタッキーフライドチキンの上手な食べ方」に作り方が書いてあったので、試食に際してオリジナルチキンフィレサンドを作ってみた。まず、パンの焼き目のない面の半分に特製マヨネーズをお好みで塗る。次に、レタスを好きなだけ乗せる。最後に、チキンフィレをドンッと乗せて、パンを2つ折りにする。1〜2分で完成するが、これが意外と楽しい。
田中さんによれば、「狭い機内でも片手で簡単に食べられるように」と薄く平べったい形状にしたとのこと。パン自体は硬すぎず、柔らかすぎず、なかなかに食べ応えのある食感だった。
ケンタッキーの大ファンだというJAL社長
JALの植木義晴社長は「KFCとの初めてのコラボができ非常にうれしい。私自身、KFCの大ファンなので楽しみにしている。クリスマスパーティに七面鳥ではなくチキンを食べるという食文化を作ったのはKFC。ちょうどクリスマスシーズン、JALでのフライトをAIR ケンタッキーフライドチキンでより楽しく、より思い出深いものにしていただけければと思う」と期待を寄せる。
また、カーネル・サンダースと同じ格好で登場した日本ケンタッキー・フライド・チキンの渡辺正夫社長は、「KFCには『おいしい、をずっと。あたらしいを、もっと。』というスローガンがある。今回の取り組みはまさにこれだ。店舗ではおいしさに対して頑固なまでのこだわりを持って、チキンを1つずつ手作業で作っている。これと同じものをKFCの歴史上初めて、空の上で食べてもらう。世界中のファンに『日本、やるな!』と思ってもらいたい」とコメントした。
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