米国で人気、スマホとつながる活動量計「fitbit」が日本上陸――ソフトバンクBBが販売(2/2 ページ)
米FitbitとソフトバンクBBは、身に付けておくことで歩数や消費カロリー、睡眠サイクルなどを記録できる活動量計「fitbit zip」「fitbit one」を3月15日に発売する。
「fitbit zip」と「fitbit one」の違い
fitbit zipは、歩数、距離、消費カロリーを記録することができる。アスリートのように頻繁に運動するわけではないが、毎日できるだけ歩こうとする、エレベーターではなく階段を使う、といった健康には気を付けている層をターゲットとしている。ボタン型電池で駆動し、連続使用時間は約4〜6カ月。サイズは28.0×35.5×9.7ミリ(幅×高さ×奥行き)、電池を除いた重さは約8グラム。日常生活でも使えるように、4つの色(ライム、マゼンダ、ブルー、チャコール)を用意した。
一方、上位版に位置付けられるfitbit oneは、歩数や距離、消費カロリーに加えて、階段を上った階数、睡眠サイクルを記録できる。階段の数は、空気圧センサーなどで10フィートごと検知しており、「かなり正確に」(米Fitbit)高さの移動を感知するという。睡眠のサイクルは、就寝時間や寝付くまでの時間、目覚めた回数から、睡眠効率なども計算している。
fitbit oneは充電式で、連続使用時間は約1週間。サイズは19.3×48.0×9.7ミリ(幅×高さ×奥行き)、本体のみの重さは約8グラムとなっている。また睡眠時に本体を失わないよう、付属品として本体と接続できるリストバンドが付く。
米Fitbitのジェームス・パークCEOはfitbitの日本発売について「歩数計の発祥とされる日本には、健康に気を使っている人が多い。フィットネスクラブに通わず、自分で健康管理をしたい幅広い層に向けて訴求していきたい」と話す。
販売を担当するソフトバンクBBでは、初年度の売上目標10万個を掲げている。
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