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レジャー情報収集は、年代が若いほどネットを重視

» 2004年10月20日 17時19分 公開
[ITmedia]

 主婦を対象としたネットワークマーケティングを展開するハー・ストーリィが10月20日、モニター会員対象で実施した調査「レジャーの情報収集主導権について」の結果を発表した。

 同調査では、既婚女性を対象に、家族で行くレジャーについて、誰が、どんな情報源から情報収集しているのかを、「自動車購入」「国内旅行」「日帰りレジャー」「外食」という4タイプのレジャー行動に分けて調査を実施した。有効回答者数は1385名。

 結果によると、情報入手先は、レジャー行動の種類によって大きく異なることがわかった。

 「自動車購入」では、「商品パンフレット」(66.5%)や「販売員のコメント」(61.9%)、「テレビCM、ラジオCM」(51.7%)、「販売メーカーのホームページ情報」(50.5%)、「折込チラシ」(50.5%)など、販売サイドが提供する情報が主に参考とされている傾向を示した。また、商品選択時の主導権は「妻」対「夫」の比率が情報収集では3対7、決定では4対6で、他のレジャーに比べ夫の主導権が高いのが特徴だ。

 「国内旅行」の行き先・宿泊先の選択では、「旅館、ホテルのホームページ情報」(72.2%)、「旅行会社のパンフレット」(66.3%)、「旅行関連の本、雑誌」(63.8%)の利用が多く、多くの候補を比較しやすいメディアが好まれているようだ。

 「日帰りレジャー」の行き先選択では、「レジャー会社のホームページ情報」(51.2%)、「旅行関連の本、雑誌」(50.9%)、「友人、知人のクチコミ」(50.1%)が同程度の割合で利用されている。

 「外食」で今までに行ったことのない店を選択する際は、「友人、知人のクチコミ」(63.6%)がもっとも重視されており、次いで「レストラン関連の本、雑誌」(50.8%)、「インターネットのクチコミ情報」(41.5%)が選択基準となっている。

 なお、年代別に見ると、若い世代になるほど「ホームページ情報」や「インターネット上のクチコミ情報」の最重視率が高くなっており、この傾向はすべてのレジャー関連行動に共通しているのが特徴。

 また、情報収集の担当は、車の購入時を除くすべてにおいて「妻主導で情報収集」(約8割)が行われ、決定時において夫婦2人で決定するという様子がうかがえる。これは、年代別に見ても「妻主導」対「夫主導」の比率はほぼ変わらず、上の年代(とくに50代以上)ほど「妻単独」が多く、若い世代ほど夫婦共同で情報収集をする割合が高くなる傾向にあるようだ。

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