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「PCで音楽を聴く」がMDを上回る

» 2005年05月06日 17時04分 公開
[ITmedia]

 音楽情報サイト「OngakuDB.com」を運営する飯原経営研究所は4月14日、「音楽の楽しみ方 基本調査」の結果を発表した。調査対象は、OngakuDB.comのモニター参加者で、有効回答数は1562人(男性610人/女性952人)。

 これによると、「音楽の楽しみ方」は「音楽再生機(パソコン含む)を使って聴く」が1位の94.7%。以下、「テレビの音楽番組を見る」(90.6%)、「ラジオを聴く」(61.3%)、「コンサートやライブに行く」(53.1%)、「カラオケで歌う」(46.5%)、「携帯電話から着メロ、着うたを楽しむ」(45.7%)と続く。

 機器別に細分化すると、「音楽を楽しむ機器」としてパソコンをあげたユーザーが66.4%とCD(95.6%)、テレビ(90.6%)に次ぎ、「ラジオ」(61.3%)、「MD」(58.3%)を上回る結果となった。

 携帯電話を利用した着メロ・着うたについては、「よく利用する」が10.7%、「ときどき利用する」が23.3%で利用について積極的なスタンスを示すユーザーが3割を超えるという調査結果になっている。

 しかし、PCでの音楽配信については「よく利用する」が0.4%、「ときどき利用する」の2.8%と合わせても3.2%にとどまっているほか、今後の利用意向でも「また利用したい」は2.8%となっており、携帯電話向けサービスほどの定着を見せていないことがわかる。

 ちなみに、過去半年間の音楽関連支出額は、平均で男性が4万1281円、女性が3万4286円。男女ともに未婚社会人の支出金額が高く(男性4万5534円、女性4万6872円)、男性は結婚後いったん低下(3万7129円)するがその後増加する(4万6159円)のに対して、女性は未婚社会人をピーク(4万6872円)に経過する傾向にある。

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