「利用の7%が既にモバイル。年末までには15%まで上げていく目標だ」
6月6日に開催されたモバイルマーケティングカンファレンス2005のセミナーで(6月6日の記事参照)、楽天の三木谷浩史社長が楽天のモバイル利用状況をこう話した。
携帯版の楽天市場は、PC版とほぼ同様の1万店以上が出店し、掲載商品は約1000万点の巨大なマーケットになっている。「例えば、ワインなどでもレストランに行っておいしいなと思ったら、(携帯で)その場で検索して買える。PCに比べて即時性は圧倒的に優れる」(三木谷氏)
成功事例として挙げた楽天内の「銀座ジュエリー・ブランドショップ」ではモバイルでの売上げが急拡大。2004年12月には、携帯からだけで月間売上6000万円を達成したという。
「モバイルによって、さらに倍くらいに大きくなれる」と三木谷氏。米国では間もなくEコマースによる消費が10%に達すると言われているが、「日本では、15〜20%がモバイルとPC経由になってくるのではないか」。
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