オンラインマガジンのBrandchannelは1月26日、ブランドについて毎年実施している「Readers’ Choice Awards」の結果を発表した。6回目となる今回の調査では、純粋に「どのブランドが生活に最も影響を与えたか」を基準とし、そのブランドを持つ企業の経済力や、影響の善悪は問わない。従って良いイメージで印象に残った場合もあれば、悪いイメージの場合もある。
それによると、世界で最も強い影響を与えたブランドとして選ばれたのはGoogleで、2年連続の1位獲得となった。2位はApple、3位はYouTube、4位はWikipedia、5位はStarbucksである。YouTubeとWikipediaは初のトップ5入りを果たした。
順位 | 世界 | アジア・太平洋 | 中南米 | 欧州・アフリカ | 北米 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | Sony | Corona | Ikea | Apple | |
2位 | Apple | Toyota | Bacardi | Skype | YouTube |
3位 | YouTube | HSBC | movistar | Nokia | |
4位 | Wikipedia | Samsung | Havaianas | Zara | Starbucks |
5位 | Starbucks | Honda | Bimbo | adidas | Wikipedia |
(資料:Brandchannel) |
またYouTubeとWikipediaは、北米ランキングでもともに上位5位にランク入りしている。ユーザー主導型コンテンツは急速に勢いを伸ばしており、特に北米ではMySpaceが15位に、craigslistはランキングに初登場した2003年の39位から今年は7位へと浮上した。北米の順位は、1位Apple、2位YouTube、3位Google、4位Starbucks、5位Wikipediaである。
アジア太平洋地区では、PS3、ノートPC電池問題と、良くも悪くも話題になったソニーが1位、2位トヨタ、3位HSBC(銀行)、4位Samsung、5位ホンダがランク入りした。
欧州およびアフリカでは、2006年に新たに16店舗を開店、2007年にはルーマニア、アイルランド北部ほかに24店舗を出店予定のIKEAが1位、2位がSkype、3位がNokia、4位がZara(アパレルブランド)、5位がadidasとなった。
Brandchanneは2006年末に、99カ国の3600人以上を対象に調査を実施。年齢は26歳から35歳、性別はほぼ半々。調査参加者には最も影響を与えたブランド5つを選び、投票してもらった。
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