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最も強い影響を与えたブランドにGoogle――米調査

» 2007年01月27日 08時21分 公開
[ITmedia]

 オンラインマガジンのBrandchannelは1月26日、ブランドについて毎年実施している「Readers’ Choice Awards」の結果を発表した。6回目となる今回の調査では、純粋に「どのブランドが生活に最も影響を与えたか」を基準とし、そのブランドを持つ企業の経済力や、影響の善悪は問わない。従って良いイメージで印象に残った場合もあれば、悪いイメージの場合もある。

 それによると、世界で最も強い影響を与えたブランドとして選ばれたのはGoogleで、2年連続の1位獲得となった。2位はApple、3位はYouTube、4位はWikipedia、5位はStarbucksである。YouTubeとWikipediaは初のトップ5入りを果たした。

2006 Readers' Choice Awards
順位 世界 アジア・太平洋 中南米 欧州・アフリカ 北米
1位 Google Sony Corona Ikea Apple
2位 Apple Toyota Bacardi Skype YouTube
3位 YouTube HSBC movistar Nokia Google
4位 Wikipedia Samsung Havaianas Zara Starbucks
5位 Starbucks Honda Bimbo adidas Wikipedia
(資料:Brandchannel)

 またYouTubeとWikipediaは、北米ランキングでもともに上位5位にランク入りしている。ユーザー主導型コンテンツは急速に勢いを伸ばしており、特に北米ではMySpaceが15位に、craigslistはランキングに初登場した2003年の39位から今年は7位へと浮上した。北米の順位は、1位Apple、2位YouTube、3位Google、4位Starbucks、5位Wikipediaである。

 アジア太平洋地区では、PS3、ノートPC電池問題と、良くも悪くも話題になったソニーが1位、2位トヨタ、3位HSBC(銀行)、4位Samsung、5位ホンダがランク入りした。

 欧州およびアフリカでは、2006年に新たに16店舗を開店、2007年にはルーマニア、アイルランド北部ほかに24店舗を出店予定のIKEAが1位、2位がSkype、3位がNokia、4位がZara(アパレルブランド)、5位がadidasとなった。

 Brandchanneは2006年末に、99カ国の3600人以上を対象に調査を実施。年齢は26歳から35歳、性別はほぼ半々。調査参加者には最も影響を与えたブランド5つを選び、投票してもらった。

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