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» 2008年05月21日 10時32分 UPDATE

100ドルノートPCの次世代モデルを見た (1/4)

「XO」の次世代版はデュアルタッチスクリーンを搭載し、ノートPCというよりは、タブレットモードやノートPCモードにもなる電子書籍リーダーだ。

[Jim Rapoza,eWEEK]
eWEEK

 One Laptop Per Child(OLPC)の特別イベントが5月20日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開かれ、OLPC会長のニコラス・ネグロポンテ氏が初めて、XOの次世代モデルを垣間見る機会を提供した。

 XO 2.0は現行モデルとは完全に異なるアプローチを取っており、ノートPCというよりも電子書籍リーダーとして設計されている。

 ネグロポンテ氏はワーキングモデルは披露しなかったが、写真で見たところ、XO 2.0は左右に小型(現行モデルの半分ほどのサイズ)パネルを搭載した電子書籍リーダーで、タブレット、ノートPCなど複数のモードで利用できるようだ(2ページ目以降にXO 2.0の画像を掲載している。一部はプレゼンテーションを撮影したものなので、画像が悪くて申し訳ない)。

 XO 2.0は従来のキーボードではなくタッチスクリーン技術を採用している。ある画像では、ノートPCモードのときに、片方のパネルの上にキーボードが表示されていた。

 XO 2.0のディスプレイは、16:9の従来のDVDの画面サイズ。ネグロポンテ氏によると、携帯DVDプレーヤーなどの映画視聴デバイスの人気が高いことから、最も一般的に製造されているサイズの1つという。

 XO 2.0は1ワットを切る消費電力を目指しており、ネグロポンテ氏は、価格目標として75ドルを掲げた。発売時期は2010年を目標としている。

 また20日のセッションで、同氏は最近のOLPC関連ニュースを幾つか挙げ、同プロジェクトの使命に変わりはないと述べた。OLPCは、ウルグアイやペルーなどXOの契約を続けてきた国家にもっとオープンな対応を取ることで、ターゲット戦略を変えてきたと同氏は語った。また、8月か9月に「Give One Get One」プログラムを再開することも明らかにした。

 この日のセッションでは、OLPCのCFO(最高財務責任者)から新社長に就任したチャールズ・ケイン氏も講演した。同氏はOLPCが小規模非営利団体(26人のフルタイム職員と30人弱のコンサルタントを抱える)として直面している独自の課題や、多数の企業がXOの脅威を感じている中で、同団体が企業との良好な提携を必要としていることを語った。

 それについて、ケイン氏とネグロポンテ氏は、最近XOで動作する3ドル版Windows XPの提供についてMicrosoftと合意したことに軽く触れた。また、このOSをLinuxとのデュアルブート版XOにどのように導入するかについても語った。

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