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» 2007年04月16日 19時40分 UPDATE

仕事耕具:世界初――虹彩認証ができる「IRIBIOマウス」

クリテックジャパンは、世界初という虹彩認証を組み込んだマウス「IRIBIOマウス」を発売する。マウスの側面にある鏡を見ることでWindowsへのログオンやファイルの暗号化を行える。

[吉田有子,ITmedia]

 クリテックジャパンは、虹彩(アイリス)認証マウス「IRIBIO(イリバイオ)マウス」を4月25日に発売する。価格は3万7800円。クリテックジャパンによると、虹彩認証システムを小型化してマウスに組み込んだのは世界初だという。

yy_mouse01.jpg 虹彩(アイリス)認証マウス「IRIBIOマウス」

 虹彩認証はカメラで瞳を撮影し、コンピュータで虹彩のパターンを抽出して認証する。指紋認証などと同じ生体認証の1つで、顔や声のように年齢によって変化せず、指紋よりも偽造が難しいなど、ほかの生体認証よりも精度が高いことが特徴だ(@ITの関連記事)。

 IRIBIOマウスでは、マウスの側面にある鏡を見ることでWindowsへのログオンなどが可能だ。また、付属ソフト「IRIBIOプロテクター」を使って、指定したファイルの暗号化と復号化ができる。フォルダやドライブを見えなくしたり、アクセス権限の設定も可能なため、個人情報の流出や機密情報の漏えいを防止できるという。

 既存の虹彩認証は、瞳孔周辺を同心円状に読み取るもので、アジア人に多い目が細い人やまつげが下向きの人の場合には困難だった。IRIBIOマウスでは独自のシステムで従来のものとは読み取り範囲を変更。上部3分の1程度を読み込まず、下部3分の2から読み取ることにより、目が細い人やまつげが下向きの人も登録や認証が容易になった。

 また、瞳孔の大きさは室内などの明るさによって変わるため、登録時と認証時で明るさが違うと認証が困難になる場合がある。IRIBIOマウスでは50〜1万ルクスの範囲であれば明るさが変わっても、登録・認証が可能だ。なお、一般的なオフィスの明るさは750〜2000ルクス。オフィスで利用するなら明るさの問題で登録・認証に失敗することはなさそうだ。

 認証速度は通常1秒以内で、学習機能があるため何度も使用すれば認証スピードが向上する。認証精度は「2万人による社内テストを行った結果、他人受け入れ率は100万分の78で、本人拒否の事例はなかった」(クリテックジャパン)という。

 IRIBIOマウスの大きさは、125×65×35(縦×横×高さ)ミリで、重さはコード込みで140グラム。Windows XP/2000に対応する。

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