ニュース
» 2007年06月13日 23時54分 UPDATE

3分LifeHacking:M(メガ)G(ギガ)で数えるKMGT計算術

「3,234,500,000円っていくら?」と聞かれて即答できないPC使いは、KMGT計算術を試してみよう。「5000円の商品を3万人に売ったら?」なんて暗算にも自信を持てる。

[斎藤健二,ITmedia]

 ケタ数の非常に大きい数字は、パッと把握するのが困難だ。特に普段電卓などを使い慣れていない職種のビジネスパーソンにとっては、

  • 3,234,500,000円っていくら?

 と数字を見せられても、すらすらと言えないのが普通だろう。3億2千……なんてつい読んでしまったり、心の中で「イチジュウヒャクセンマン……」と後ろから数えてしまっても笑うことはできない。

 ここでポイントとなるのが“,”、カンマだ。このカンマ、英語圏や日本では3桁ごとに打つのが慣習。ところが、日本語で数字を数える場合、万、億、兆と4桁ごとに区切って読む。そのためカンマが打たれていても日本語で読み上げるときには理解が難しい。

 つまり、3,234,500,000円というよりも、32億3450万000円=32 3450 0000円としてくれたほうが、日本人には便利なのだ。とはいっても、Excelで普通に桁を区切るならカンマ区切りだし、電卓も3桁ごとにカンマが打たれる。これは覚え方をマスターしたいところ。

K、M、G、Tに読み替える

 普通の解説法は、下記の表のように、1,000をthousand、1,000,000をmillion、1,000,000,000をbillionと覚えましょうというものだ。しかしここでは、敢えてK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)という覚え方をしてみたい。

数字 英語では 日本語では IT的には
1,000 thousand K(キロ)
1,000,000 million 百万 M(メガ)
1,000,000,000 billion 十億 G(ギガ)
1,000,000,000,000 trillion 一兆 T(テラ)
ITとかにあまり詳しくない方は、K(キロ)とG(ギガ)以外は、英語と頭文字も同じというあたりから覚えてもいい

 ついでに呼び方も、100万円とは言わずに1M(メガ)円、1億円ではなく100M円と呼ぶ。これを習慣にする。3,800,000,000円と12,200,000,000円は大きく違うが、数字だけ見ると「どっちもでっかい額だなぁ」になってしまう。これを、3.8G円と12.2G円と見れば、すごく身近な数字に見えるというものだ。

 さらに変わったメリットもある。「300GバイトのHDDってテキスト何文字くらい保存できるの?」といった質問(こんな変な質問は普通ないが文脈上ご勘弁を)にも、「ああ、ざっくりだけど3000億文字くらいだよ(もちろんシングルバイトで数えて)」と答えることができるようになるのだ。12Mbpsは……という質問のほうが身近かも。

M(メガ)×M(メガ)は?

 掛け算もKMGT方式だと、ざっくりそろばんを弾ける。K(キロ)にK(キロ)を掛ければM(メガ)になるわけで、M(メガ)にK(キロ)を掛ければG(ギガ)になる。M(メガ)×M(メガ)ならT(テラ)だ。つまり、K(キロ)を掛けたら呼び名が1つ上に上がって、M(メガ)を掛けたら呼び名が2つ上がると思えば、たいていは事足りる。

掛け算 こうなる  
K(キロ)×K(キロ) M(メガ) 百万
M(メガ)×K(キロ) G(ギガ) 十億
G(ギガ)×K(キロ) T(テラ) 一兆
M(メガ)×M(メガ) T(テラ) 一兆

 つまり、「100万×100万は?」「1T(テラ)だから、1兆」。応用すると「1万×1万は?」「10K(キロ)×10K(キロ)だから、100M(メガ)。つまり1億」。「5000円の商品を3万人に売ったら?」「えっと、5K(キロ)×30K(キロ)だから150M(メガ)。1億5000万円」。なんとなく暗算できそうになってきだろうか? そもそもKMGTでお互い数字を話すようにすれば、さらに早く確実に計算できるのだ。

 ちなみに英語では、trillionの1000倍をquadrillion(1000兆)と呼ぶ。日本語では1兆の次は1京(1兆の1万倍)だ。しかし、ここまでの数字になると、感覚的にも量が分からなくなってくる。ところが、KMGT方式なら、1000T(テラ)は1P(ペタ)。現在でもスーパーコンピュータの演算性能をペタフロップス(PFLOPS)級というように、案外通じる単位なのだ。非常に小さな数字から、非常に大きな数字まで扱うコンピュータ系の用語だからこそ、ほかの用途にもうまく使える場合があるわけだ。

 ちなみに、P(ペタ)の次はE(エクサ)、次はZ(ゼタ)、そしてY(ヨッタ)と1000倍、1000倍で続いている。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -