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» 2007年09月11日 22時14分 UPDATE

Biz.ID Weekly Top10:いつも使っているボールペンのメーカーって知ってる?

最近、三菱鉛筆の油性ボールペン「ジェットストリーム」をよく使う。ふと思ったのは「三菱鉛筆って鉛筆メーカーじゃないの?」という疑問だ。鉛筆屋さんのボールペンって、ほかのボールペンと違うのだろうか。

[鷹木創,ITmedia]

 9月第2週のランキングは、新企画「ライフハックテンプレート」が2位4位5位と上位を占めた。手元にある紙とペンを使うだけでできるのが魅力──かもしれない。

 筆者も思わずプリントアウトし、手元にあるボールペンで書き込んでみた。ちなみに、最近のお気に入りは三菱鉛筆の油性ボールペン「JETSTREAM(ジェットストリーム)」。新開発のインクで筆記時の抵抗を減らし、滑るような書き味が特徴のボールペンだ。3D仮想空間「Second Life」に出展するという文具業界初の試みにも挑戦している(9月5日の記事参照)。

 ふと思ったは「三菱鉛筆って鉛筆メーカーじゃないの?」という疑問。2008年には発売50周年を迎える「uni」などの鉛筆製品にお世話になった人も少なくないはずだ。鉛筆屋さんのボールペンって、ほかのメーカーのボールペンと違うのだろうか?

st_un01.jpg 三菱鉛筆の歴代「uni」

 こんな疑問を三菱鉛筆にぶつけてみると、「実は顔料系インクに強いんですよ」とのこと。ボールペン用インクは水性、油性の溶剤別に分類できるほか、溶剤に混ぜる物質で顔料系、染料系と分けられる。紙に染み込みこんで発色する染料系インクに対して、顔料系インクはある程度の大きさの固まりで溶剤に混ざっているため、紙の上に乗るようにして発色する。顔料系インクの難しさは、溶剤に発色する物質が固まりで混じっているために、どうしても分散具合にムラが出やすい点にある。固まりが大きすぎるとインクが詰まってしまうこともあるのだ。

 三菱鉛筆では、鉛筆の芯にあたる部材を砕くことで顔料系インクを作っていた。鉛筆の素材を熟知している三菱鉛筆は、顔料が溶剤に平均して混じり合う技術も研究していたという。長年、鉛筆を作ってきたおかげで顔料系インクの開発力にも自信がある──というわけだ。ちなみに三菱鉛筆の関連会社ユニコスモでは、化粧品のOEM提供を行っている。眉毛に塗るアイブローペンシルなどに鉛筆の技術が利用されているのである。

 三菱鉛筆のボールペンは鉛筆技術がベースになっていたと考えると、ほかのメーカーはどうなんだろう。例えば、シャープペンシルや鉛筆のメーカーは三菱鉛筆と同じように顔料系インクを得意としているかもしれないし、万年筆やマーカーのメーカーは染料系インクが得意ということもありそうだ。

 筆者の机にも一見同じようなボールペンが並ぶ。ライフハックテンプレート(を印刷するプリント用紙)に合ったペンを探してみるの悪くない──。あなたはどんなメーカーのボールペンを使ってますか?

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