連載
» 2008年07月07日 17時50分 UPDATE

アイデア創発の素振り:斬新なアイデアを30分で思いつく方法――TRIZ、再び (1/4)

「ああっ、斬新なアイデアがほしい!」。あなたが今、そう思っているならば、この方法をぜひ実践してほしい。30分の時間があれば、必ず斬新なアイデアを出せる“究極の理想解”を紹介する。

[石井力重,ITmedia]

 この連載中、最も反響の大きかったのは「TRIZ」を用いた発想法であった。実はTRIZという理論にはさまざまな発想法がある。例えば「究極の理想解」という発想手法もあるのだ。手順に従って進めれば、必ず斬新なアイデアを発想できるというとても強力な手法なのである。

名称 人数 道具 長所
究極の理想解(TRIZ) 個人、チームの両方可 紙、ペン 斬新なアイデアを、一定時間内に必ず引き出すことができる。

 このメソッドが特に有効なのは、日用品や機械モノなどの「新商品アイデア」を出す時である。しかし、「組織改革のアイデア」「ビジネスモデルの検討」など、「時間とともに進化するモノゴト」といったことにも適用できるはず。このメソッドを実践するために、覚えておくべきことは2つだけ。

  1. モノゴトの理想性(理想的な性質)は、効用/(コスト+害)で表現できる。「理想性=効用/(コスト+害)」
  2. モノゴトは、理想性が増える方向に進化する。

(参考文献『TRIZ実践と効用(1)体系的技術革新』


 たったこれだけである。ほかに新しい知識はいらない。「技術分野を問わず、技術システムの発展には本質的な法則がある」ことをTRIZ理論創始者たちは見いだし、上記の(1)と(2)のようにまとめた。

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