Evernoteのタグとノートブックを使いこなす【チュートリアル編】シゴトハッカーズ

タグを付けるか? ノートブックに分類するか。この2つの切り分けは、実はそれほど悩む必要はありません。フィルタ機能がうまく動作するEvernoteでは、相互の変換も容易に行えます。

» 2008年12月26日 10時01分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

 対談編でお話ししたように、Evernoteの魅力はタグとノートという2つの軸で分類できるということと、その2つを柔軟に設定できるということです。

 例えば最初、ノートブックに分類していたとしても、それをタグに変換したり、複数のノートブックをまとめてタグ付けしたりすることができます。その威力を実感してもらうために、「ほしい物」「買い物」という2つのノートブックに入っているメモすべてに、「NewTag」というタグを付けてみましょう。

※キャプチャ画面はMac OS版です。ノートブック内のすべてのデータに同一のタグを付けるだけなので、Windows版でも同じ事ができます。

 メイン画面 青枠がノートブック。オレンジがタグ。タグを頻繁に変更することができるので、やってみよう。


 たとえば今はノートブック「ほしい物」に2つのデータ。ノートブック「買い物」には5つ入っている。


 これを新しいTagで統合する。


 ノートブック「買い物」の中のすべてのデータにまとめてタグ「New Tag」を付ける。


 同じように「ほしい物」のデータにもタグ「NewTag」をつけると「NewTag」の個数は7になる。


 データ自体はそれぞれのノートブックにそのまま残っている。

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筆者:大橋悦夫

大橋
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1974年、東京生まれ。ブログ「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰。学生時代よりビジネス書を読みあさり、システム手帳の使い方やスケジュール管理の方法、情報整理のノウハウなどの仕事術を実践を通して研究。その後、ソフトウェアエンジニア、テクニカルライター、専門学校講師などを経て、現在は仕事のスピードアップ・効率アップのためのセミナーや研修を手がける。デジタルハリウッド講師。著書に『「手帳ブログ」のススメ』『スピードハックス 仕事のスピードをいきなり3倍にする技術』『チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術』『そろそろ本気で継続力をモノにする!』『Life Hacks PRESS vol.2』『LIVE HACKS! 今を大切にして成果を5倍にする「時間畑の法則」』、近著に『成功ハックス』がある。

筆者:佐々木正悟

佐々木
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心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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