情報が溢れがちなRSSフィードをうまく管理して読みやすくする方法3分LifeHacking(1/2 ページ)

複数のRSSを購読していると、時々フィードやフォルダの多さに圧倒されることがあります。それらを少し整理したり、優先順位を付けたりすることで、見やすくて管理しやすい自分だけのフィードを作れます。

» 2012年02月24日 10時00分 公開
[Melanie Pinola(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 たくさんのニュースフィードを購読していると、時々フィードやフォルダの多さに圧倒されて、うんざりすることがありますよね。先日、米ライフハッカーの読者から「できれば全てのニュースや情報を受け取りながら、何とかうまく管理する方法はないか?」という悩みが寄せられました。

 心配しなくても、いらないものをほんの少し整理したり、フィルタリングしたり、優先順位を付けることで、見やすくて管理しやすい自分だけのフィードを作れます。

購読しているRSSを整理する

 まず、全然活用していないフィードは排除していきましょう。まったく更新されていないもの、他のところでも手に入るような情報がほとんどのもの、単に全然読んでいないものなどが該当します。これらはリーダーのスペースを無駄に取るだけで、本当にほしい情報を見つけづらくする邪魔な存在でしかありません。

更新していない、更新しすぎ、よく分からないフィードは削除する

 Googleリーダーを使っている場合は、「全てのアイテム」の下にある「トレンド」のリポートを参照して、「登録フィードのトレンド>あまり更新なし」のタブから、必要のないフィードを削除していきましょう。

 次に「登録数が最小」のタブをクリック。ここにあるフィードは、特定しやすい検索ワードで更新したものを見つけやすいことがあります(例えば、テレビを買おうと思っていた時に購読したAmazon.co.jpの価格履歴フィードなど)。また、サイト自体が検索しやすいものの場合もあるでしょう。どちらも、特に必要がなく削除できるものがないか調べてみてください。

 毎日更新されたフィードが大量に送られてくることも、問題の一因です。「頻繁に更新」のタブで、更新数の多いフィードをよく見てみましょう。興味があれば購読をやめる必要はありません。以下にフィードのフィルタリングの方法を紹介しますので、それを使えば関連するポストが見やすくなると思います。

 Googleリーダーだけでなく、他のWebベースやデスクトップのニュースリーダーでも同じような機能のツールはあります。ライフハッカーがイチオシなのはMac向けだと「NetNewsWire」。Windows向けだと「FeedDemon」です。どちらも更新がしばらく滞っているものは「化石」と表示してくれるので、すぐに購読をやめられます。

似たようなフィードは削除する

 ポストの重複しているフィードはないかを調べましょう。似たようなサイト(特にニュースサイト)を多く購読している場合、ほとんど同じコンテンツがあることもあります。特定のトピックスに関する情報を集約しているサイトは、他のフィードと情報がかぶることも多いです。一番情報を網羅しているものや、更新が頻繁なものだけに絞ることを考えてみましょう。

 また、フィードでGoogleアラートを使うのは慎重に。原文筆者は、ノートPCやAndroidに関する普通のトピックスがRSSで配信されたら、Googleアラートが出るように使っていたそうですが、その後そのような内容のニュースもフィードでカバーするようにしたので、結局情報が二重、三重にかぶってしまい、リーダーのフォルダに同じ記事がある状況になってしまったとのこと。

 Googleアラートは、一般的な単語で使うよりもレアな単語や見つけにくい情報を探すのに使った方が良いでしょう。必要に応じて、Googleニュースで検索するだけでもいいと思います。

 ライフハッカーのように、いくつかのカテゴリにまたがりそうなサイトでない限りは、複数のフォルダでフィードが重複しないようにしましょう。ギズモードが「テックニュース」と「ガジェット」のフォルダ両方に入っている必要はありませんよね。

大事なフィードだけを購読する

 最後に、本当に見たいフィード、読みたいフィードのカテゴリについて考えましょう。大量のトピックスの中には、何となく興味があるものもあるでしょうが、カテゴリ毎に本当に必要な情報は何なのかを、キッパリと判断した方がいいです。例えば、原文筆者は「グリーンな生活」というフォルダを使っていましたが、そのトピックスには興味があるものの、本当に毎日、毎週、毎月必要な情報があるというわけではありません。突き詰めて考えていくと、減らせるものがあるのではないでしょうか。

       1|2 次のページへ

copyright (c) mediagene Inc. All rights reserved.

注目のテーマ