フィードをきちんと精査して購読していても、1日に届くポストがあまりにも多い場合は、本当に読むべきものだけを見るためにフィルタリングした方がいいでしょう。例えば、新しいダウンロードに興味はあるけど、Appleのデバイスには興味がないという場合、フィルタやそのサイト用のサブフィードを使って、そういうポストだけを抜き取るようにします。
例えばライフハッカーであれば、いろいろなフィードが複数できます。フィード全てを購読することもできますし、その日の投稿の上位いくつかだけにしたり、タグでフィードをカスタマイズ(例:「トップ」「Mac OS X」「ソフトウェア」など)したりすることもできます。
サイトに合わせたフィルタを作るには、以下のような方法があります。
さまざまな端末でRSSを読む場合には、FeedRinseを使うのがオススメです。Googleリーダーのフィルタは必要に応じてフィルタリングできます。本当にフィードをチューニングしたいのであれば、Yahoo Pipesを使ってみるといいでしょう。
自分にとって一番価値のあるフィードと、それに関連するトピックのポストがすぐに見られるようにするには、きちんと管理をしましょう。管理に便利な方法はいくつかあります。使いやすいものを選んでみてください。
Googleリーダーの記事を整理するには、フォルダを優先順位でグループ分けしたものにするといいです。分け方は、一番上はお気に入りの(毎日読む)フィード、次に重要な情報ソース(サイトに行く)、その次の情報ソース(その他の新しいフィード)といった具合です。この法則をフィードにも当てはめ、朝イチで読みたいものを一番上にします。
ラベルは「―お気に入り」という風にすると、大抵のニュースリーダーで一番上にきます。テック系のニュースは「―テック系ニュース その1」、「―テック系ニュース その2」というフォルダを作れば、溺れそうになるほど多いテック系のニュースも分かりやすく管理できます。自分にとって興味深いカテゴリを、同じように階層分けするといいですよ。
そのフィードをいつ読みたいか? という、時間でグループ分けする考え方です。日毎(その中でも午前と午後で分かれるでしょう)、週単位、月単位といったように、どのくらいの間隔で情報を追いかけたいかをグループ分けします。平日と週末、夜という分け方もありです。
恐らく、トピックスごとにフィードを管理する方法が最も一般的でしょう(興味の範囲が広い人は特に)。しかし、これまでにも書いたように、フォルダが多い場合、内容がかぶってしまうことに気をつけなければいけません。サブフォルダが作られるニュースリーダーは便利です。Googleリーダーには、今はサブフォルダの機能はありませんが、「Nested Folders」というユーザースクリプトを使えば、サブフォルダを作れ、階層構造にできます。
もちろん、上記の方法を組み合わせて使ってもいいです。購読しているフィードごとに、ポストに優先順位を付けるのもいいでしょう。
最後に、これまでの方法で適切にフィードを整理できたら、キーボードのショートカットやアドオンなどを使って、効率よくニュースリーダーを読んでいきましょう。
覚えておいてほしいのは、RSSはメールより日々の新聞に近いものだということです。購読している全てのポストを、毎日きちんと読む必要はありません。常に新しいニュースはやってきます。つまり、義務的に処理するのではなく、せっかく好きで購読しているものですから、楽しんで読んでくださいね!
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