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» 2012年04月24日 11時00分 UPDATE

アイデア発想実践記:【アイデアトランプで考えた】初心者がやってみたくなるソーシャルゲーム(前編) (1/2)

今回は誠編集部のホリウチさんを交えて、ゲーム感覚で発想できる「アイデアトランプ」で面白いソーシャルゲームを考えてみました。

[シックス・アパート 中山順司,Business Media 誠]

 世の中にあるさまざまな発想メソッドを、実際に試して実験・検証する本企画。第7回は、毎回監修してもらっている「アイデアプラント」代表の石井力重さんが開発した「アイデアトランプ」を用いて発想してみます。

 アイデアトランプとは、発想のきっかけとなるリストを基に直感的なアイデア発想を促す「SCAMPER」の要素を取り入れた商品です。小学生1〜2年生の国語力を前提に設計していて、子供から大人まで、ゲームをしながら誰でも気軽にブレインストーミングや問題解決のアイデアが出せるというものです(参考記事:トランプでブレスト? 発想力を引き出す「アイデアトランプ」)。

 以前SCAMPER法を試したときは、48個もある設問の多さにちょっとへきえきしたのと、1つ1つの文章が難解だったので、あまりいい印象はありませんでした。ですが、このアイデアトランプは、小学生1、2年生の国語力で大丈夫とのことで、安心できます。

shk_idea01a.jpg アイデアトランプ
shk_idea01b.jpg 文字にはふり仮名も打ってあるので、子供でも大丈夫

石井力重(いしい・りきえ)さんプロフィール

st_ishiirikie.jpg 石井さん近影

 1973年、千葉県生まれ。東北大学大学院理学研究科修士課程卒業。技術系商社から東北大学大学院博士課程(MOT専攻)、独立行政法人のフェローを経て、2009年4月にアイデアプラントを設立。現在は「ブレスター」「智慧カード」などアイデア創出支援ツールの企画開発、企業・団体向けの新事業・新製品開発支援、さまざまな創造技法を紹介するワークショップなど、多彩な活動を展開している。2011年6月には、東北地方のビジネス活性化と震災復興を目指す「Fandroid EAST JAPAN」を設立、同理事長に就任。仙台を拠点に、Androidアプリ開発技術者の育成と能力向上、アプリ関連ビジネスの活性化に尽力している。Webサイトは「石井力重の活動報告」


 アイデアトランプの説明書には(1)1人当たり30秒ずつ計15分間で順番に発想をしていく「クイックドロー」と、(2)ババぬきのルールに沿ってアイデアを出していく「発想ババぬき」という2つのゲームが載っています。今回はなるべく簡単そうな方をということで、クイックドロー式でやることにしました。

 以下のステップで進めました。

  • ステップ1:テーマを決める
  • ステップ2:すべてのカードを、言葉が書いてある面を表にして場に並べる
  • ステップ3:じゃんけんで決めた順番に沿って、1人30秒ずつ発想のきっかけになりそうなカードを手に取ってアイデアを発表していく。時間内であればアイデアはいくつ発表してもよい
  • ステップ4:設定した時間になったら、もしくは場のカードがなくなった時点でゲームは終了(手持ちのカードが最も多いプレーヤーが勝者)
shk_idea02.jpg

では始めよう! となったところで、疑問発生

 ルールを確認したところで、果たして30秒で「発想できるカードを見つけ」かつ「アイデアの発表をする」のは無理ではないか? と心配になりました。そこで、せめてアイデアの説明時間は時間を気にせずできる方がよいだろうと判断し、今回は30秒はカードを探すだけの時間として発表は時間を気にせずできるようにしました。

今回もショットノートを使ってみました

 今回用意したのは、人数分のペンと、キングジムのスマートフォン連係ノート「SHOTNOTE(ショットノート)」。カードBS法のときと同じく、各メンバーのアイデアを手書きメモをスマートフォンで撮って電子化してみました。

shk_idea03.jpg

今回のお題「ソーシャルゲーム未体験者がやってみたくなるゲームって?」

shk_idea04.jpg

 参加メンバーは、いつもの3人……ではなく、誠 Biz.IDの鷹木編集長に代わって非モテ男シリーズ連載などでおなじみの誠編集部ホリウチさんが参戦! 中山と誠 Biz.IDの上口さんの3人で行いました。

 お題は、ホリウチさんがソーシャルゲームに詳しいとのことで「ソーシャルゲーム未体験者がやってみたくなるゲームって?」としました。未経験と入れているのは、中山がソーシャルゲームがまったく未経験なのと、上口さんもあまり詳しくないので、知識レベルがバラバラの3人でも話せるようあえてそうしました。

 では、各ステップを事実と心の動きを、客観的に淡々と描写してみます。

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