5分×2回で、いくつのアイデアが出せるか? 今回もいつもの3人で、ショットノートを使ったカードBS法を試してみました。
世の中にあるさまざまな発想メソッドを、実際に試して実験、検証していく本企画。第5回は「カードBS法」です。今回も仮想のお題を用意し、メソッドに従って検証。その結果を、監修役である「アイデアプラント」代表の石井力重さんに評価してもらいます。
カードBS法は、カードを使ったブレインストーミング法です。アイデアをカードに書き出し、発表するプロセスを繰り返す。声の大きさにかかわらず、全ての参加者がアイデアを出しやすい反面、参加者の能力差、知識レベルの差が反映されやすい面があります。
1973年、千葉県生まれ。東北大学大学院理学研究科修士課程卒業。技術系商社から東北大学大学院博士課程(MOT専攻)、独立行政法人のフェローを経て、2009年4月にアイデアプラントを設立。現在は「ブレスター」「智慧カード」などアイデア創出支援ツールの企画開発、企業・団体向けの新事業・新製品開発支援、さまざまな創造技法を紹介するワークショップなど、多彩な活動を展開している。2011年6月には、東北地方のビジネス活性化と震災復興を目指す「Fandroid EAST JAPAN」を設立、同理事長に就任。仙台を拠点に、Androidアプリ開発技術者の育成と能力向上、アプリ関連ビジネスの活性化に尽力している。Webサイトは「石井力重の活動報告」。
以下の流れで進めました。
今回用意したのは、人数分のペンと、キングジムのスマートフォン連係ノート「SHOTNOTE(ショットノート)」。KJ法のときには付せんを使いましたが、デジタルでの記録の残しやすさを考え、手書きメモをスマートフォンで撮って電子化できるショットノートを試してみました。
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