以下、各ステップを事実と心の動きを、なるべく客観的に淡々と描写してみます。今回の参加者は、誠 Biz.ID編集部の鷹木編集長と上口さん。そして、中山の3人です。
なお、前回(TRIZ法)、前々回(SCAMPER法)にあったような、あらかじめ用意された質問リストはありません。
よって、各自がゼロから考えを膨らませる必要があります。無事にアイデアを出せるか、やや不安を感じつつ始めました。
時間を計りながら、各自がショットノートに向かって、5分間自由にアイデアを書き出していきます。
正確な文章で書く必要はありませんし、文法が間違っていても気にすることはないです。(人に伝わるならば)フレーズやイラストで表現してもOK。ただ、発表時に見せ合うことになるので、他人に読める程度の体裁は整えましょう。アイデア数に目標値はありませんが、1分1個の計5個を目安にがんばってみました。
5分という長さですが、集中力を保ってアイデアを出すセッションの単位としては、短くもなく、長すぎもせず、ちょうどよいと思います(あくまで経験則)。なお今回は、5分のセッションを2回行うことにしました。
1回目に出たアイデア数は、鷹木さんが10個、上口さんが7個、中山が4個の計21個でした。以下、評価が高かった(盛り上がった)アイデアの一例です。
盛り上がったアイデア | コメント |
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犬を飼わせて散歩・ランニングを習慣化 | 自分よりも、他者のために人は動くもの ※ジョギングシューズを贈る、マラソン大会に勝手にエントリーするもあり |
学生時代の部活OB・OG同士が集まって運動する | 懐かしさで動機付け |
引越しのバイトをする | 運動になって、お金も稼げる |
自衛隊に入隊体験させる | 彼らのハードな訓練を体験すれば、数キロのジョギングなど朝飯前に感じられる ※少林寺拳法、格闘技、プロアスリートの体験もあり |
「旅」と「スポーツ」を組み合わせて楽しむ | ツーリング×グルメ、トレイルラン×温泉など |
がんばったらご褒美をあげる | 合コンに連れて行ってあげる、ほしいものを買ってあげる |
長期休暇を取らせる | 時間がない、忙しいとは言わせない |
以下、各自が出したアイデアをショットノートでデジタル化したものを掲載します。
これらのアイデアを各自が発表し、そこでの内容をきっかけにもう一度アイデアを発想します。2回目は1回目よりもよいアイデアが出るのでしょうか?(もしよかったら読者のみなさんもアイデアも教えてください!) 次回に続きます。
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