年末が近づいてきたが、仕事が忙しくて年賀状の準備に手をつけていないビジネスパーソンも多いのでは。最近はPC要らず、スマートフォンだけではがきの投函まで行える「楽な」年賀状作成サービスが増えているのでまとめてみた。
年末が近づく中、仕事が忙しくて年賀状に手をつけられていない人もいるのではないだろうか。ゆっくりと作る暇もないし、かといって仕事納めのあとにあたふたしたくない――そんな忙しい人にぴったりな年賀状アプリが次々と登場している。
最近のトレンドは、スマートフォンでデザインやレイアウトを行え、住所や本名を知らないSNS上の友人に送れるサービス。Facebook上の友人に年賀状を送れるものや、メールアドレスやTwitter ID、mixi IDさえ知っていれば送れる「Yahoo! JAPAN年賀状」のようなサービスが人気を博している。
Yahoo! JAPAN年賀状は、スマートフォンやタブレット上で相手の住所を入力すれば、はがきをポストに投函することなく年賀状を送ることができ、手書きのメッセージを加えたければ、自宅へ配送することも可能(送料630円)といった柔軟な対応がポイントだ。数ある年賀状サービスの中には、プリントや自宅配送、投函の部分でYahoo!Japan年賀状と提携するものも出てきている。
そこで今回は、Yahoo!Japan年賀状と提携するアプリを6つ紹介しよう。なお、Yahoo!Japan年賀状の料金は通常のタイプでサービス料が1枚78円(別途年賀はがき代50円)。基本料金や投函代行の費用は無料で1枚から注文できる。12月23日までに手続きを終えれば元旦に届くという。
まず最初に紹介するのはYahoo!JAPANと博報堂アイ・スタジオがリリースした「スマホで年賀状」。干支などのイラストを使用した年賀状のほか、TSUTAYA DISCASのCD/DVDを1本無料レンタルできる権利が付属した年賀状(サービス料は78円)や、動画配信サービス「U-NEXT」でディズニー映画を視聴できる権利が付属する年賀状(サービス料は330円から、年賀状を送った側も視聴できる)などバラエティに富んだテンプレートが特徴だ。アプリは無料で500種類以上のテンプレートを利用できる。対応OSはiOS 5.1〜6、Android 2.3/4.0以降。
次は年賀状ソフト「筆まめ」ブランドから生まれた年賀状作成アプリ「筆まめ年賀2014」だ。もともとiPhone/iPad向けアプリだったが、2014年版からはAndroid向けアプリも登場した。
デザイン編集画面が直感的なUI(ユーザーインタフェース)で操作性がよい。操作画面にパーツリスト(イラストや文字などの一覧)を表示しており、各パーツの編集もしやすい。アプリ上からカメラを起動し、フレームに合う写真をその場で撮影できるなど、手軽にデザインを作成できるのも便利だ。
手書き入力を行うペンの種類も豊富で、ローラースタンプ風のデザインも加えられる。Yahoo!Japan年賀状と提携しているほか、LINEやTwitterへの投稿、メールでの送信も可能だ。無料版とデザイン・イラスト素材・フォントを強化した有料版を用意。有料版の価格はiPhone版とAndroid版が400円、iPad版は450円だ。アプリの対応OSはiOS 5.0以降、Android 2.3.3以降。
「はやわざ年賀状2014」はインプレスジャパンが提供する年賀状アプリ。デザインはすべて独自のもので、文字や写真を使った編集の自由度が高い。角度なども変更でき、手書き文字も追加できる。Android版では熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」を使ったテンプレートを6種類用意している。無料版と300円の有料版を用意。有料版では無料版よりも多くのデザインテンプレートを選べる。アプリの対応OSはiOS 4.3以降、Android 2.2以降(ただしiOS版はYahoo!Japan年賀状と連携していない)。
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