コラム
» 2014年05月23日 11時00分 UPDATE

サイボウズ式:「横暴×マメ」こそ最強のリーダー (1/2)

人を人とも思わないような横暴なリーダーであっても、部下に「この人のためなら頑張れる」と思わせたらしめたもの。そんなリーダーになるために守るべき“5つの習慣”を伝授しよう。

[サイボウズ式]

「サイボウズ式」とは

「新しい価値を生み出すチーム」のための、コラボレーションとITの情報サイト。

本記事は「サイボウズ式」に掲載された「横暴なリーダーは5つの習慣で愛される」から一部抜粋・編集して掲載しています。


 横暴なリーダーについて書いた前回の記事で、その評価を左右するのは、「仕事をドライブできるか否か」であると解説した。しかし、ゴリゴリしたパワーでメンバーを動かしていくリーダーは、果たして素晴らしいリーダーといえるのだろうか?

 答えはイエスであり、ノーでもある。

 おそらく前回のコラムを読んだ人は「一理ある」と思いつつ、モヤッとした気持ちが残ったはず。それは(たとえ優秀であろうと)人間性を伴っていないリーダーに割を食わされてきたからに違いない。筋は通っているけど、なんかムカつくというアレだ。

 会社員だったら経験してきたんじゃないだろうか? リーダーの言っていることはもっともだし、実際にその方が良いように思える。でもカチンとくる。私はこれを深刻な問題だと思っている。

 これが今回のテーマだ。

 そう、仕事において大きくパフォーマンスを左右するものに「感情」がある。リーダーはメンバーの感情を考慮することが大きな仕事の1つといえる。メンバーのクロック数を下げてしまうと当然、チームとしてのパフォーマンスが下がってしまうからだ。

 気分がノッている状態をいかに作っていけるかがリーダーの資質の1つなのだ。

仕事だから「ガマンすること」は仕方ない?

 リーダーが引っぱる対象は「案件の進捗(しんちょく)」と「メンバーのモチベーション」といえる。厳密にいえば、案件を進捗(しんちょく)させるためにはメンバーのモチベーションを上げることが不可欠である。

 それにもかかわらず、後者の成立は“人依存”になっているケースがあまりにも多い。

 私自身はいわゆる大企業(サイボウズではない)に勤めていて、徹底してコンプライアンス・パワハラ・セクハラの教育を受けているし、それらに対するホットラインもある。にもかかわらず、一部には人としてやってはいけないコミュニケーションを取る人たちがいる。それに対するマネジメントの態度も「あの人はああいう人だからしょうがないよね」という感じだったりする。一般的に“人間教育”は会社員のタスク外ということなのだろう。

 普通に人としてやってはいけないコミュニケーションが、「仕事だから致し方ない」でまかり通っていることが会社には多々ある。善し悪しは置いといて、これが現実だ。

  • 他人に仕事を頼むときに「あいつにやらせれば良い」という言い方を平気でする
  • 出来上がった成果物に対してまず「ありがとう」を言えない
  • 修正ポイントの指摘だけに絞ることを効率的と勘違いしている
  • 怒ることと叱ることを混同して公開処刑のように怒鳴り散らしている

 こんな仕打ちを受けてヤル気が出る人なんかいない。そんな環境でも120%頑張れる意識の高い人は少数派。何らかの楽しみや充実感、自分の評価に対する手応え、そして「この人のために頑張りたい」という思いがあるからこそ頑張れる人が大多数なのだ。

 私は今挙げたリーダーとは異なる、“人の気持ちをつかむリーダー”の下についたことがある。彼らは以下の5つの習慣を持っていた。これは私がチームリーダーとして動く際、もしくは後輩に接するときに心がけているものとなっている。

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