複数人で起業をする場合、一人ひとりが自身の持ち場で成果を生むレストラン型と、一人ひとりが営業からサービス提供まで一貫してできる士業事務所型があります。
どちらも長所としては、メンバーのスキルの高さを信頼しているので、安心して自身の業務に当たることができ、高いスキルをさらに高めることができます。過去の個々人の信頼から仕事を取ることもでき、最初から非常に高いパフォーマンスをあげることができます。
短所としては、特にレストラン型では換えがきかないほど高いスキルが差別化ポイントであるがゆえに、代替人員を見つけづらいところです。病気や事故に限らず、何らかのライフイベントでこれまで通りの働き方ができなくなると、運営が困難になるほどのダメージとなります。
士業事務所型の短所としては、自身が職人として最前線で働き続けなければならないという点があります。ただ、これはそれを望む人にとっては短所ではありません。
レストラン型で起こりうる誰かの業務が滞っても、他のメンバーが近しいもしくは同じ領域で高い専門性を持っているため、比較的サポートしあえる状況といえます。
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