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» 2016年06月25日 08時30分 UPDATE

「真田丸」を100倍楽しむ小話:正室から側室に格下げ それでも真田信幸を支えるけなげな「おこうさん」 (1/2)

大河ドラマ『真田丸』に登場して以来、ナイスなキャラクターで注目を集めている「おこうさん」。元々は真田信幸の正室でしたが、途中で側室になってしまった気の毒な人物でもあります。

[ITmedia]

「真田丸」を100倍楽しむ小話

この連載では、歴ドル&信州上田観光大使を務める小日向えりさんとともに、NHKの大河ドラマ「真田丸」に登場する人物、あるいは名シーンなどを取り上げて、よりドラマを楽しめるような情報や小ネタをお伝えしていきます。連載バックナンバーはこちら


編集部F: 先週(6月18日)放送の『真田丸』で、ついに北条家が滅亡してしまいました。高嶋政伸さん演じる北条氏政の強情ぶりが最後まで印象的でした。

小日向: ラストのシーンでは、例の汁かけ飯を食べていましたね……(関連記事)

編集部F: 今後、あの強烈なキャラクターの氏政を見られなくなるのはちょっと残念ですが、伊達政宗も登場し、新たな時代の幕開けです。そうそう、ドラマの中でのナイスキャラと言えば、最近「おこうさん」が注目されているようですね。

今年4月に開催された「上田真田まつり」 今年4月に開催された「上田真田まつり」

小日向: そうなんですよ。私も4月に長野県上田市で開かれた「上田真田まつり」で、こう役の長野里美さんとトークショーをさせていただくなど、個人的にもどんどんおこうさんに惹かれています。

 おこうさんは真田昌幸の兄である信綱の娘で、後に真田信幸と結婚しました。信幸は昌幸の長男ですから、つまり、いとこ同士の結婚というわけです。「こう」という名前はドラマ上のもので、史実では清音院殿です。

 信綱は、昌幸の前の真田家当主だから、立場的にはおこうさんの方が夫・信幸よりも上なのですが、ドラマでは信幸を献身的に支えている姿を見ると、いじらしい奥さんだなと微笑ましく思います。

編集部F: 真田丸に初登場したときのおこうさんは病弱で、今にも死にそうな感じでしたが、最近のドラマの中ではどんどん元気になっていますよね(笑)。

小日向: そうですね。ちなみに、実際には病気ではなかったという説もあります。ドラマでは心の病気のように描かれていますが、長野さんに聞くと、台本ではどんな病気であるか特に決まってないそうですよ。

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