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» 2018年01月25日 07時38分 公開

来週話題になるハナシ:苦戦が予想される「ダイエットコーク」に、立ちはだかる過去の壁 (1/5)

1982年に発売されたダイエットコークが岐路に立たされている。米国での炭酸飲料全体の売り上げが落ち込んでいることから大幅なリニューアルを行う予定だが、効果はどのくらいあるのだろうか。最大の壁は……。

[藤井薫,ITmedia]

 ドナルド・トランプ大統領が就任してから、1年になる。その間、さまざまな暴言や政権内のゴタゴタで、世間を騒がせてきたトランプ大統領だが、その偏食ぶりもよく話題になっている。そんな中でも特に人々を驚かせているのが、1日にダイエットコークを12缶も飲んでいるという話だ。

 言うまでもなく、ダイエットコークは米The Coca-Cola Company(コカ・コーラ社)が発売する世界中で知られた炭酸飲料だ。

 1982年に発売されたダイエットコークは、人工甘味料を使用した低カロリーなドリンクとして、健康志向の高い女性にウケて大ヒットした。現在でも、トランプ大統領を筆頭に多くの米国人に愛されており、米国で3番目に多く消費されている人気の炭酸飲料となっている。

 そんなトランプ大統領の愛するダイエットコークが、大幅なリニューアルを行うという。しかもブランド史上最大の変化を遂げることになるともいわれている。

 ダイエット系炭酸飲料ではトップの座を誇るダイエットコークが、なぜイメージ改革に踏み切る必要があったのだろうか。そこには、米国の象徴的なブランドならではの、切実な悩みがあるようだ。

 まず見た目はどう変化するのか。新しいデザインのダイエットコークは、18年1月から市場に出回る予定だ。大きな違いは、ボトルがスリムな缶に変わったこと。ちなみに、ボトルの形が違っても、容量は従来の商品と同じだ。

 そして、パッケージはシルバーを基調として、縦にブランドカラーとなる赤のストライプが入ったデザインになる。全体的にシャープですっきりした印象だ。また、ロゴの配置が変わり、「ダイエット」の文字が控えめになっている。

 ブランドリニューアルと同時に、4つの新しいフレーバーも投入される。「Ginger Lime(ジンジャー・ライム)」「Feisty Cherry(フェスティ・チェリー)」「Zesty Blood Orange(ゼスティ・ブラッドオレンジ)」「Twisted Mango(ツイステッド・マンゴー)」とパンチのきいたネーミングになっている。

新しいデザインのダイエットコークは、ボトルがスリムな缶に
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