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» 2018年02月09日 17時50分 公開

衣料品縮小の一方でインテリア用品に活路:千趣会がエディオンと協業する理由

通信販売大手の千趣会が家電量販店大手のエディオンと手を組んだ。新たな販路拡大を急ぐ。

[昆清徳,ITmedia]

 通信販売大手の千趣会は2月8日、「エディオン蔦屋家電」(広島市)で同社のオリジナル商品をテスト販売していることを発表した。

 エディオン蔦屋家電は、新しいライフスタイルを提案することを目的とした店舗。家電だけでなく、本や文具なども発売している。カフェも併設しており、ゆったりと商品を買うことができるのが特徴だ。

 2017年12月26日から「ベルメゾン」ブランドの「速乾ふんわりタオル」を販売していて、現時点で売れ行きは非常に好調だという。18年1月に入ってからは取り扱い商品を増やしている。4月の第1週をめどにテスト販売を終了する予定だ。

photo 人気商品である速乾ふんわりタオル(出所:千趣会公式Webサイト)

 協業の背景について千趣会の広報担当者は、「主力であるファッション分野が厳しい状況に置かれるなか、インテリア・雑貨分野を強化するため」と説明する。さらに、エディオンが家電量販店のなかで特にリフォーム関連事業に力を入れており、方向性がマッチすると判断したという。

photo エディオン蔦屋家電店内の様子(出所:エディオン蔦屋家電公式Webサイト)

 EC大手との競争で千趣会の通販事業は苦戦を強いられており、17年12月期の最終決算は110億円の赤字に転落した。同社はカタログ通販中心のビジネスモデルから転換を迫られている。今後、リアル店舗との相乗効果をどう生み出していくかが課題といえそうだ。

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