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沖縄で挙式してからサイクリング観光 台湾のカップルら取り込めリゾートウエディングに広がり

» 2018年10月04日 12時25分 公開
[沖縄タイムス+プラス]
沖縄タイムス

 沖縄リゾートウェディング協会(代表理事・小川義昭ブライダルハウスチュチュ沖縄社長)は9月27日、台湾からリゾートウエディングで来沖したカップルや家族らを歓迎するセレモニーを那覇空港国際線到着ロビーで開いた。

 28日に予定される結婚式の参列者の一部がサイクリングで沖縄観光を楽しむ計画といい、同協会は「リゾートウエディングとスポーツツーリズムが結び付いた新たな形」と今後の展開に期待した。

沖縄リゾートウェディング協会が開いた歓迎セレモニーで記念品などを受け取る台湾からのカップル(左の2人)=那覇空港 沖縄リゾートウェディング協会が開いた歓迎セレモニーで記念品などを受け取る台湾からのカップル(左の2人)=那覇空港

 今回来沖したのは、林偉憲(リンウェイシィエン)さん(27)と廖宗薇(リョオツゥンウェイ)さん(22)のカップルと家族や友人ら約50人。恩納村にある沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパの「チャペル・ダイアモンドオーシャン」で結婚式を挙げる。

 2人は沖縄観光コンベンションビューローが昨年、台北市で開いた「沖縄リゾートウエディングフェア in 台湾」で成約。参列者の13人が式の翌日にサイクリングのツアーを計画しており、かりゆしが自転車を手配した。

 2人は「チャペルで挙げる結婚式で、台湾とはひと味違った雰囲気を味わえる」などと笑顔で語った。歓迎セレモニーを開いた同協会の屋部司理事は「リゾートウエディングを起点に、沖縄観光の楽しみ方が広がっていけば」と今後の広がりに期待した。

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