米CNBCに出演したブロックチェーン投資家のスペンサー・ボガート氏は、2019年にはビットコイン価格は上昇基調に戻るとの見方を示した。時期については明言を避けたものの、いずれは5万ドルまで上昇すると予測する。
同氏によると、影響力の大きい機関投資家が直接的または間接的に仮想通貨業界に投資をするようになってきたためだという。
その一例として、米国のイェール大学やハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)といった名だたる有名大学が今年仮想通貨ファンドに投資したことや、NASDAQとニューヨーク証券取引所が19年にビットコイン先物の上場などを計画していることなどを挙げた。
また、優秀な若者がビットコインに携わる仕事に興味を持っていることも、仮想通貨業界にとっては非常に心強いことだと主張した。
さらに同氏は「18年はビットコインにとって素晴らしい年だった。価格のことはさておき、今年はビットコインをより迅速に、より安く取引できるライトニングネットワークに移行し始めた年である」と、低迷が続く仮想通貨相場ではあるが技術的な発展があったという観点からみれば18年も意味のある年だったと評価した。
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