自治体の災害情報配信サービス 登録している人は何割?NTTドコモの調査

» 2021年11月25日 14時22分 公開
[神奈川はなITmedia]

 NTTドコモ モバイル社会研究所は「防災に関する調査」を実施した。その結果、居住している自治体の災害情報配信サービスに登録している人は約4割だった。

photo 自治体の災害情報配信サービスの登録状況は?(提供:ゲッティイメージズ)

「メール」での登録が最多

 居住地の自治体が提供しているサービスに登録している人は43%。最も多かったのは「メール」の33.4%で、以下、「LINE」(17.7%)、「Twitter」(8.0%)、「Facebook」(3.2%)が続いた。

防災に関するアンケート 自治体が提供する災害情報を配信するサービスの登録状況

 性年代別に見ると、男性は全年代で4割前後の人が1つ以上のサービスを登録している。女性は年代間の差が大きく、10〜30代は3割強、40〜60代は5割前後の登録率となっている。

防災に関するアンケート 自治体の災害情報を配信するサービスを1つ以上登録している割合 性年代別

都道府県別の登録割合、最多は「佐賀県」「新潟県」

 登録している割合を都道府県別にみると、佐賀県(55%)、新潟県(55%)、静岡県(53%)、福島県(52%)、岐阜県(52%)が高くなっている。

 最も低かったのは富山県の34%で、2位は北海道、徳島県、香川県の37%。登録率が高い県に比べると20ポイント程の差があった。

防災に関するアンケート 自治体の災害情報を配信するサービスを1つ以上登録している割合 都道府県別
防災に関するアンケート 【参考資料】サービス別の年代登録率

 調査は全国の15〜79歳男女を対象に2021年10月にWebで実施した。有効回答数は9072人。

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