MS、SQL Server 2005の3番目のCTP公開

MicrosoftはSQL Server 2005の3番目のCTPを公開、MSDN登録者とSQL Server 2005βプログラム参加者向けに提供を開始した。

» 2005年03月04日 08時51分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは3月3日、次期データベースSQL Server 2005の3番目のCommunity Technology Preview(CTP)を公開、MSDN登録者とSQL Server 2005βプログラム参加者向けに提供を開始した。合わせてSQL Server 2000 Reporting ServicesのService Pack 2(SP2)リリースも発表された。

 今回のCTPではEnterprise Editionの新コンポーネントとして、昨年のActiveViews買収で取得した技術をもとにしたリポート作成ツール「Report Builder」が加わった。

 このほかVisual Studio 2005との連携強化、Management Studioの性能強化、SQL Server 2000からSQL Server 2005へのアップグレードツール、Reporting Servicesの64ビット対応などが盛り込まれている。

 SQL Server 2000 Reporting ServicesのSP2ではセキュリティと性能強化のほか、2種類の「SharePoint Web Parts」を提供。リポートサーバに置かれたリポートをWindows SharePoint ServicesまたはSharePoint Portal Serverで閲覧できるようになる。

 また、Microsoft Great Plains 8.0とIIS Logs向けの「SQL Server Report Pack」も今月、顧客向けに無償提供を開始、SQL Server Reporting Servicesでよく使われるリポートのテンプレートを提供する。近くAxapta、Microsoft Office Project 2003、Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003向けにもReport Packをリリース予定。

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