Solaris 10のライセンス数が200万を突破、GlassFishプロジェクトにも関心

オープンソース化を拡大するSunのSolaris 10登録ライセンス数が半年で200万を突破した。また、オープンソースプロジェクトである「GlassFish」にも関心が集まっているという。

» 2005年08月02日 10時38分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは先週、Solaris 10の登録ライセンス数が1月31日のリリースから半年間で200万を超えたことを明らかにした。また同社によれば、オープンソースプロジェクトである「GlassFish」にも関心が集まっているという。開発者はこのプロジェクトを通じて、Sun Java System Application Serverの最新版Platform Edition 9.0を開発するオープンソースコミュニティーに参加することができる。

 「Solaris 10への関心は極めて高く、新規登録は1日平均1万1000件を超えている。Sunは、Solaris 10とJava System Application ServerをCDDLライセンスの下でオープンソース化したことで、業界に新たな革新をもたらしている」と話すのは、オペレーティングプラットフォームを担当するトム・ゴーゲン副社長。

 無償でダウンロードできるSolaris 10には、Sun Java Desktop System、GNUユーティリティ、PerlとPython、Sun Java System Directory Server、Sun Java System Application Server(GlassFishプロジェクトに基づくオープンソースの認定Java EEアプリケーションサーバ)など、180以上のフリーウェアやオープンソースソフトウェアパッケージが付属している。

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