Microsoftが3部門に組織再編。オールチン氏は退任へ

Microsoftは全社を組織再編し、それぞれの責任者を部門社長として配置する。Windows Vistaの責任者ジム・オールチン氏は2006年末で退任する。

» 2005年09月21日 08時13分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月20日、全社を3部門に組織再編し、それぞれの責任者を部門社長として配置すると発表した。ジム・オールチン氏がWindows Vistaを送り出した後、2006年末で退任することも明らかにした。 

 新体制ではプラットフォーム製品&サービス部門、ビジネス部門、エンターテインメント&デバイス部門の3部門制となる。CTOのレイ・オジー氏は職務を拡大し、全3部門にわたってソフトベースのサービス戦略推進を支援する。

 プラットフォーム製品&サービス部門はWindowsクライアント、サーバ、ツールおよびMSNを管轄する。部門社長にはケビン・ジョンソン氏が就任し、円滑な引き継ぎを促すために、現責任者のオールチン氏が退任まで共同社長を務める。

 ビジネス部門には旧インフォメーションワーカー部門とビジネスソリューション部門が組み込まれ、ジェフ・レイクス氏が責任者を務める。

 エンターテインメント&デバイス部門は、Xboxを手掛ける旧ホームエンターテインメント部門とモバイル&組み込みデバイス部門が合体。部門社長のロビー・バック氏の下でデバイスの推進に当たるとともに、エンターテインメントおよび関連デバイスとサービスにも力を入れる。

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