FSG、デスクトップLinux推進の新プロジェクト発表

オープンソースソフト推進団体FSGは、デスクトップ版Linux向けアプリ開発支援のプロジェクトを発表した。Adobe、IBM、Intel、HP、Red Hatなどが参加する。

» 2005年10月19日 08時08分 公開
[ITmedia]

 オープンソースソフト推進団体Free Standards Group(FSG)は10月18日、デスクトップ版Linux向けのアプリケーション開発支援を目的とした新プロジェクトを発表した。

 デスクトッププロジェクトは、Linux Standard Base(LSB)作業部会のサブプロジェクトとして発足。Adobe、IBM、Intel、HP、Linspire、Mandriva、Novell、RealNetworks、Red Hatなどの各社が参加を表明している。

 Linuxデスクトップが広く普及するためには共通のアプリケーションランタイムとインストールタイム条件が標準化され、主要Linuxディストリビューターに採用される必要があるとFSGは指摘。新プロジェクトはLinuxデスクトップの中核部分を標準化してデスクトップ版Linux向けアプリ開発に伴う複雑さ解消を目指し、独立系ソフトベンダー(ISV)に役立ててもらう狙いがある。

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