ゲストOSでも64ビットOSをサポートした「VMware Workstation 5.5」β版公開

ヴイエムウェアは、デスクトップ仮想化ソフトウェアの新バージョン「VMware Workstation 5.5」日本語版βのダウンロード提供を開始した。

» 2005年11月08日 20時15分 公開
[ITmedia]

 ヴイエムウェアは11月8日、デスクトップ仮想化ソフトウェアの新バージョン「VMware Workstation 5.5」日本語版βのダウンロード提供を開始した。同社WebサイトよりWindows版とLinux版がダウンロードできる。

 VMware Workstationは、エンタープライズ向けの「VMware GSX Server」「VMware ESX Server」に対し、デスクトップやワークステーション上でのソフトウェア開発やテストなどの用途を想定した仮想化ソフト。1台のホストOS上にLinuxやNetWare、Solaris、Windowsなど複数の仮想環境(ゲストOS)を構築することができる。

 これまでホストOSとして64ビットOSをサポートしていたが、新バージョンでは、ゲストOSとして64ビットのFreeBSDやLinux、Windowsに対応した。また、試験的に64ビットSolaris x86もサポートする。

 また同じく試験的な機能として、エンタープライズ向け製品に搭載されてきた双方向Virtual SMPも搭載された。これにより、1台の仮想マシンから2基のプロセッサを利用し、実環境に近いテスト/開発環境を構築できるようになる。

 ほかに、Symantec Ghostのイメージを仮想マシンに変換できる機能などを提供する「拡張VMware Virtual Machine Importer」、スナップショットの取得やリスト表示などを実行でき、さまざまなタスクを自動化する「拡張vmrunインタフェース」なども追加されている。

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