日本IBMは、インテルのデュアルコアプロセッサ「デュアルコアXeon」を搭載したミッドレンジのIAサーバ、2製品を発表した。
日本IBMは11月16日、インテルのデュアルコアプロセッサ「デュアルコアXeon」を搭載したミッドレンジのIAサーバ、「IBM eServer xSeries 336」および「同xSeries 346」を発表した。
同社は先に、デュアルコアXeon MP搭載の「xSeries 366/460」、Pentium Dを搭載したエントリモデルの「xSeries 206m/306m」をリリースしている。今回の新製品によって、エントリモデルからハイエンドにいたるまで、すべてのレベルのIAサーバでデュアルコアプロセッサ対応が図られた。
x336は1Uサイズの、x346は2Uサイズのラックマウント型サーバで、データセンターのWebサーバやアプリケーションサーバといった用途向けだ。CPUにデュアルコアXeon 2.80GHzを搭載しており、メモリは標準で2GB。ホットスワップ対応のUltra320 SCSI HDDを搭載でき、容量はx336が最大600GB、x346は最大1.8TBとなる。
いずれも、同社のメインフレームでの技術を元にした設計思想「Xtended Design Architecture(XDA)」に対応しており、8個のメモリスロットを備え冗長性を高めているほか、内部の温度に応じてファンの風力を自動的に調整する機能や、障害発生を管理者に知らせる筐体前面のランプなどを備えている。
x336の価格は50万8000円で12月22日より、x346は54万8000円で11月24日より出荷が開始される予定だ。
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