VMware対応のクラスタソフトで高可用性を実現、東芝ソリューション

東芝ソリューションは、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware ESX Server」に対応したクラスタソフトの最新版「DNCWARE ClusterPerfectシリーズ」を発表した。

» 2005年11月29日 18時09分 公開
[ITmedia]

 東芝ソリューションは11月29日、VMwareのサーバ仮想化ソフトウェア「VMware ESX Server」に対応したクラスタソフトの最新版「DNCWARE ClusterPerfectシリーズ」(ClusterPerfect)を12月26日より販売することを発表した。

 ClusterPerfectは同社が独自に開発したクラスタソフト。複数のサーバを連携させて動作させることにより、どれか1つのサーバに障害が発生した場合でもシステム全体の稼動を継続させる。

 新バージョンでは、VMware ESX Serverに対応することにより、1台のサーバ上で稼動する複数の仮想サーバ同士を連携させ、業務サービスの動作をポリシーに基づいて一元的に監視できる。障害検出時には、自動的に待機していた仮想サーバでサービスを起動させることが可能だ。

 またVMware ESX Serverが動作するサーバ自身のハードウェアに障害が発生した場合は、予備サーバを用いて迅速に切り替えを行える。予備サーバをVMware環境を用いてSANブートさせることにより、あらかじめ環境を用意しておかなくとも代替システムを速やかに立ち上げられる点がメリットになる。

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