ソニック ソフトウェア、SOA管理プラットフォームの最新版

ソニック ソフトウェアは、SOA管理プラットフォームの最新版「Actional 6.0」を発表した。

» 2006年04月13日 20時19分 公開
[ITmedia]

 ソニック ソフトウェアは4月13日、SOA管理プラットフォームの最新版「Actional 6.0」を発表した。

 最新版では、業務プロセスの観点からSOAの可視性を高め、管理機能を提供する「ビジネス・プロセス可視化」(BPV)機能などを搭載した。特許技術の「ビジネス・フロー・マップ」を利用して、トランザクションからサービス間の依存性や関係、それをサポートするITインフラを検出し、グラフィカルに表示。ポイント&クリックの操作で、主要な情報をリアルタイムに取得できる。

 ビジネスユーザーは、実際の業務プロセスに基づいた指標レポートをダッシュボードに表示させることができ、ITユーザーは失敗したトランザクションの数やサービスの可用性といった運用上の評価指標を利用できる。そのほか、不正なサービスや依存性を自動検出し、ポリシーを自動実行する機能や、SOA ネットワーク内で許可されていないサービスの利用や規格に準拠していない使用を防ぐセキュリティ機能などを提供する。

 さらに最新版では、AJAXベースのユーザーインタフェースの採用や、Systinet 2などのUDDI v.3サービス・レジストリに対応。「SAP Netweaver」「Cisco AON」「Sonic ESB」などサポート対象の拡大も図ったという。

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