日立、vPro対応の企業向けスリムタワーPCを発表

日立は、インテルvProテクノロジーに対応した企業向けスリムタワーPC「FLORA 350W HX1」の販売を開始した。

» 2006年09月08日 15時00分 公開
[ITmedia]

 日立製作所 情報・通信グループは9月8日、インテルvProテクノロジーに対応した企業向けスリムタワーPC「FLORA 350W HX1」の販売を開始した。

FLORA 350W HX1 FLORA 350W HX1

 FLORA 350W HX1の上位タイプでvProテクノロジーを採用。CPUには、Core 2 Duoプロセッサを搭載し、パフォーマンスを向上させ、消費電力を約40%低減した。

 vProに対応したことで、AMTを利用して同社のシステム運用管理ソフト「JP1」などと連携させて、電源がオフの状態のPCからハードウェア管理情報を取得したり、ウイルスに感染したPCをネットワークから遮断するといったことが可能になった。

 そのほか、TPMを採用したセキュリティチップを標準搭載しており、暗号化により外部からの不正アクセスや情報漏えいを防止する。2つの拡張スロットを備えたまま、筐体の約40%小型化を図るなどしている。

 vProテクノロジーは、デスクトップPCの管理コストの低減やセキュリティ機能、電力効率を向上させたインテルの企業向け新プラットフォーム。リモートからのPC管理技術AMTを備え、AMTに対応した管理ソフトウェアを通じて、電源やOSの状態に影響されることなく、遠隔地からPCの管理を行える。

 価格は、Core 2 Duo E6600、HDD40Gバイトを搭載した「PC8HX1-XGC111110」で23万6250円からなど。

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