リアルタイム圧縮でストレージ使用効率を改善するアプライアンス

東京エレクトロンデバイスは、ネットワークを流れるデータをリアルタイムに圧縮し、NASの使用効率を改善するアプライアンス「STN-5000」の販売を開始した。

» 2006年10月04日 08時47分 公開
[ITmedia]

 東京エレクトロンデバイスは10月3日より、ネットワークを流れるデータをリアルタイムに圧縮し、ストレージ機器の使用効率を改善するアプライアンス製品「STN-5000」の販売を開始した。価格は、最小構成で550万円から。

 STN-5000は、米Storewizが開発したデータ圧縮アプライアンス。独自の透過的なデータ圧縮テクノロジにより、ファイルレベルではなくCIFS/NFSのペイロードレベルで圧縮/伸長を行う。このため、既存のアプリケーションやNASストレージシステムに対する変更を加えることなく、透過的に導入できる点がメリットだ。また、クライアント側にソフトウェアエージェントやドライバなどをインストールする必要もない。

 オプションとして、予想圧縮率を測定する「PrediSave Utility」、導入時に既存データを圧縮する「Compression Accelerator Utility」、非常時にデータを伸長する「Revert Utility」という3つのツールが用意されている。

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