ファルコンストア・ジャパンは、継続的データ保護を実現する「DiskSafe」のパッケージ価格を改めるとともに、ネットワールドと販売代理店契約を結んだ。
ファルコンストア・ジャパンは12月7日、ストレージ仮想化ソフトウェア「IPStor」と連動してクライアントPCの継続的データ保護を実現する「DiskSafe」のパッケージ価格を改めた。同時に、ネットワールドと販売代理店契約を結んだことも明らかにした。
DiskSafeは、同社のストレージサーバと連動して動作するエージェントソフトだ。クライアントPCのディスクイメージをパーティション単位、あるいは物理ディスクやLUN単位でバックアップし、必要に応じて過去のある時点に戻すことができる。
これにより、PCに障害が起こっても、直近のデータを即座に復旧することができる。データ領域だけでなくシステム領域も保護できるため、復旧後すぐに業務を再開することが可能となり、継続的なデータ保護を実現できるという。
特徴の1つは、ディスクレベルでブロック単位のコピーを行うため、ファイルシステムレベルでコピーを行う製品に比べパフォーマンスに優れていること。また、ファイバチャネルやiSCSIといったプロトコルに依存せずにレプリケーションを行えるほか、変更部分の事前スキャンを指定したり、試用する帯域の割合を指定することで、バックアップ時のネットワーク負荷を減らすことができる。
ファルコンストアでは今回の価格改定で、5接続まで可能なiSCSIストレージサーバなどを含んだエントリーパックを、従来の110万4000円から72万円に値下げするなどした。これにより、1クライアント当たり30万円台でCDPやディザスタリカバリシステムを実現できるという。また、バックアップシステムで多くの実績を持つネットワールドが販売代理店となることで、年間1000システム以上の販売を目指すという。
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