日本オラクルは9月10日、サプライチェーンマネジメントの取り組みに関する説明会を行った。
日本オラクルは9月10日、プレス・アナリスト向けに、サプライチェーンマネジメント(SCM)への取り組みに関する説明会を行った。
同社では、サプライチェーンの目指すものとして「オンタイム・デリバリーのためのスピードアップ」「需要変動への対応」「グローバル化への対応」を挙げている。だがこれらを実現するには、個別の業務に分断されている現状のシステムを改善しなければならない。
個々のベンダーが出している独自アプリケーションでサプライチェーンシステムが構築されている例は多いが、日本オラクルでは需要と供給のすべてのプロセスを一元管理するソリューションを提案する。このプロセスを標準技術で統一することが、オラクルの強みだという。
日本オラクルのSCMは「Advanced Supply Chain Planning」「Oracle E-Business Suite」「Advanced Procurement」「Oracle Transportation Management」「Oracle Product Information Management」「Oracle Demantra」「Oracle Configurator」など、多岐にわたる製品群で構成される。これらにより精算・販売の統合や調達業務の効率化、製品情報の一元管理、SCM実行管理を行うことができる。この中で、Oracle Transportation Management、Oracle Demantra、Oracle Configuratorの3つは2008年度に新バージョンの提供が予定されている。
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