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» 2007年11月06日 12時55分 UPDATE

スマートフォン周辺機器特選:ビジネスの達人が選ぶGPSレシーバ

メールやスケジュールチェックだけでなく、客先への移動にもスマートフォンを使えば、本当に意味でスマートフォンを使いこなしているといえよう。今回はスマートフォンでのGPS活用だ。

[柴崎忠生(ソフトブレーン・インテグレーション),ITmedia]

 営業をしていて結構苦痛なのは方向音痴な上司に同行する時である。彼らは自信満々に、堂々と間違った方向に歩いていくし、間違いを指摘したら怒る。だからといって、間違いに気付いたら部下の責任にもするし、部下からすればこんなに難儀なことはない。

 今回は、こんな困った上司と上手に付き合っていくためのアイテムとして、アイ・オー・データ機器から発売されているUSB接続型GPSレシーバ「USBGPS2/WS」を紹介しよう。

gpsus.jpg Adovanced/W-ZERO3[es]でも使えるUSBGPS2/WS

 スマートフォンを携帯電話のように使うか、PCのように使うかは、人それぞれだろう。最近の携帯電話は、これでもかというほどたくさんの機能が付いていて、ある意味ではPCやスマートフォンをもしのぐ側面を持っている。

 そうは言っても、PCがまだ世の中からなくならないのは、出力機能と入力機能が快適に利用でき、拡張性に優れている点にある。特に拡張性を担保するためには、広範に普及していて、対応製品が多い汎用的なプラットホーム(OS)が理想だ。スマートフォンでWindows Mobileが注目されているのも、そんなところが理由である。

 しかし、次々と小型化されていくスマートフォンをみると、携帯電話と同じような「オールインワン・デバイス」の市場を目指しているのではないかと心配している。ぜひスマートフォンメーカーやキャリアは、こうしたスマートフォンの拡張性を利用する周辺機器に注目し、携帯電話とは異なった「これぞスマートフォンの拡張性だ! 」と言い切れる新しいマーケットを創り出して欲しいものだ。

 さて、前述したような理不尽な方向音痴の上司には、USB接続型GPSレシーバで対抗していただきたい。GPSレシーバと“スマート”に連携できる「NAVITIME」アプリケーションを使って、音声案内ができるだけではなく、現在位置の情報をかなり高精度に取得できると感じる。

 新しいもの好きな部長だったら、「なんだなんだそれはなんだ」と食いついてくるはずだし、デジタルが嫌いな部長であれば、ナビを片手に「部長、わたしが先導します! 」とスマートフォンを片手に先導すれば、気分良く付いてきてくれるだろう。こうした上司は、プリントアウトした地図を片手にオロオロした瞬間に、「なにやってんだ、こっちだろー」と歩き出してしまう。その暇を与えなければ良いわけだ。

 われわれの営業支援アプリケーション「eセールスマネージャ」に登録された訪問予定から、住所や電話番号をデータを利用して簡単にナビゲーションの設定ができる。しかし、やや残念なのは、自分の向いている方角を検出してくれる「デジタルコンパス(電子コンパスや通称『デンコちゃん』ともユーザーに呼ばれている)」機能が付いていないことだ。

 USBGPS2/WSは、自動車の中や、GPS衛星の電波の受信状態が悪い環境でも、短時間で位置データを取得できる高性能な「SiRF Star III/LP」エンジンを搭載して、消費電力も低い。また、ノートPCでも利用できるので、昭文社の「Super Mapple Digital Ver.8」(PC版高感度USB接続GPSレシーバ『NAVI CLIP』には標準添付されている)や、アルプス社の「プロアトラス SV3」、ゼンリンの「電子地図帳Zi10」などと連携ができる。ウィルコムのW-ZERO3シリーズでは、NAVITIMEアプリケーションやGoogle Mapsも利用できる。

 こうした、スマートフォンの拡張を利用するGPSレシーバは、営業活動などで活躍することは間違いない。方向音痴だけは誰にも負けない自信がある方、また、方向音痴な上司に少々うんざりしている方、お手持ちのW-ZERO3の大画面でナビゲーションの快適さをぜひ体験していただきたい。なお、NAVITIMEアプリケーションの「音声案内を開始します!」という音声ナビの音はかなり大きく、イヤフォンを利用することをお勧めする。

柴崎忠生

ソフトブレーン・インテグレーション代表取締役社長。モバイル端末をより効率的に、業務で活用するためのサービス、モバイル導入時の総務部門の非効率な業務を代行するBPOサービスを提供している。


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