ユーザーの3割が、掲示板やブログ、SNSなどのネットコミュニティーを毎日閲覧していることが明らかになった。ピットクルー調べ。
ピットクルーは12月14日、Webサイトの掲示板やブログ、SNSなどのネットコミュニティーに関するアンケート調査の結果を発表した。
ユーザーのほとんどが、ネットコミュニティーから違法性の高い投稿やマナー違反投稿を排除すべきと考えていることが明らかになった。約7割のユーザーが、誹謗中傷や個人情報の暴露といったトラブルが「自分にも起こる」と感じていることも分かった。
ネットコミュニティーの閲覧頻度は、週1日程度以上が64.1%で、ほぼ毎日見るのは31.4%だった。利用しないの回答も20%に上った。投稿頻度は週1日以上が25.0%で、投稿しない人が57.6%に上った。多くのユーザーの利用は閲覧のみにとどまっている。
ネット上の秩序が「必要」もしくは「その考えに近い」と答えたのは89.3%と多数を占めた。ネット上のモラル低下が問題となる中、ユーザーは利用環境に秩序を求めている。
誹謗中傷や個人情報の暴露について、「自分にも起こる危険性があると思う」が68.8%となり、「ネットだから仕方ない」の24.2%を大きく上回った。ネットコミュニティーのトラブルに危機意識を持つユーザーが多いといえる。
調査はネットコミュニティーの利用動向やユーザーの意識を調べることを目的とし、Yahoo!リサーチの登録モニター1046名が対象となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.